two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

2014パリマスターズ・Day2 錦織ファイナルへ今晩通過決定か【条件設定ミス発覚・19:00追記】

こんばんは。

大会第2日目が終わりました。いよいよ今日で上位シードが全員登場します。

さて2日目は父親になって初の試合となったジョコビッチが快勝。やはり今大会も下馬評通り優勝候補として勝ち進んでいきそうです。

なんといってもQFでディミトロフかマレーと対戦です。レース争いに年間1位争いが絡むこの試合までは勝ち進んでほしいです。

そしてレース争いのベルディヒはマナリノに勝ちました。タイブレークを落としフルセットとなりましたが、最終セットでは突き放すことに成功、なんとか望みをつないでいます。(第3セットしか見れなかったのは秘密です)

さてコミットメントプレイヤー争いはほぼ決着しました。ヒラルドがアンダーソンに敗れ、クリザンは出場していないので30位付近はこうなっています。

27 ↘4 ガスケ       1350 ○

28 ↘1 カルロビッチ     1320 ×

29 シャルディー     1240 ○

30 ロソル       1210 ×

31 ヒラルド       1175 ×

32 ↗1 ベルダスコ       1135 ○

33 ↘1 クリザン       1094 -

34 ↗4 クエリー       1090 ○

35 ↘1 クエバス       1065 ○

ベルダスコは次戦勝つと30位(1225p)になります。しかし次戦はフェレールorゴフィンとかなりきつめです。

クエリーはあと2勝で30位(1225p)です。ロペス、ベルディヒに勝つ必要がありこれも厳しいです。

これより下の勝ち残り者にはティエムやソックがいますが、上位ラウンド進出が不可欠です。

さて続いては今日の注目カードです。

12試合ともシードが出てくるのですべて注目なのですが、レース争いに特化すれば次のようになります。

1番コート 日本時間18:30~

第1試合 ラオニッチ×ソック

第2試合 フェレール×ゴフィン

第4試合 ディミトロフ×クエバス

ナイトセッション(日本時間3:00~)

錦織×ロブレド

センターコート 日本時間18:30~

第3試合 マレー×ベネトー

となり、きれいに1試合ずつ行われる形になっています。

それにしてもレース争いがことごとく1番コート(低い格)、なんでやねん!って思ったらセンターコートはほぼすべてフランス人選手の試合。さすがテニス大国層が厚いです。

まあ要するに寝れないってことです。さてここで各選手の今日地点での通過or敗退条件を試合順に説明しましょう。

①ラオニッチ×ソック ラオニッチ勝ち→何もなし ソック勝ち→マレー、錦織通過決定、ラオニッチ敗退決定

まずはこの初戦です。もう間もなく始まります。つまりあと2時間後くらいに快挙達成の報が入るかもしれません。

といってもラオニッチにも頑張ってほしいので勝ってほしいですね。復調気味なのと相性がいいのが幸いでしょうか。

フェレール×ゴフィン フェレール勝ち→何もなし フェレール負け→ラオニッチ勝ちの時フェレール敗退、ラオニッチも負けていた場合ベルディヒ通過決定

このカードは今日の12試合の中でも最も熱いカードではないでしょうか。

バーゼルの疲れはないのかゴフィンは昨日快勝でフェレール戦になります。

フェレールはもしラオニッチが負けていれば関係ありませんが、もしラオニッチが勝った場合絶対に負けられない試合です。

③マレー×ベネトー 勝ち負けによって通過や敗退の決定はなし

ベネトーが来ました。マレーにとっては地元選手+連戦の疲弊もあってやりづらいと思います。

しっかり回復できていないとまさかもあると思いますがどうでしょうか。

④ディミトロフ×クエバス ディミトロフ勝ち→何もなし ディミトロフ負け→フェレールも負けていた場合マレー、錦織通過決定 ラオニッチもしくはフェレールが負けていた場合ベルディヒ通過決定

ここはディミトロフが難なく勝つ確率が高いと思います。クエバスは危険な選手ではありません。逆転ファイナルのためにディミトロフはすんなり勝ってマレー戦に備えたいところでしょう。

⑤錦織×ロブレド 勝ち負けによって通過や敗退の決定はなし

こちらも注目のカードでしょう。初戦からタフな相手です。

しかしロブレド、昨日はメディカルタイムアウトを取り、腰の治療をしていました。

接戦をものにして勝ち上がってきましたが、疲弊している相手が嫌がる持久戦に持ち込み、かつ先に仕掛けていき走らせる展開を作れれば錦織ペースだと思います。

逆にシングルバックハンドを中心にしたロブレドの組み立てに付き合ってしまうと厄介だと思います。

今日のポイントはロブレド戦の勝敗それ自体で通過を決めることはできないということです。

まとめると、マレー、錦織はラオニッチが敗退するか、フェレール、ディミトロフが揃って敗退することのどちらかが起きた場合通過決定です。

ベルディヒは下位の3人(フェレール、ラオニッチ、ディミトロフ)のうち、2人以上が敗れた場合通過決定です。

フェレールはラオニッチ、ディミトロフが両方敗れた場合、自分の勝敗に関わらず通過決定です。

しかし、ラオニッチが勝ち自分が敗れると敗退決定です。

ラオニッチは自分が勝ち、フェレール、ディミトロフがともに敗れた場合通過決定です。

しかし自分が敗れた瞬間に他の結果に関わらず敗退決定です。

ディミトロフは敗れれば敗退、勝ったとしてもまだ先は長いです。

今日で4枠すべて決まる可能性もあれば、誰も決まらず明日に持ち越される可能性もあります。

ここ5時間ほどで一気に大勢が見えます。ここのコメント欄も速報に使おうと思います。ロブレド戦も頑張って見ます。それでは。

19:00ごろ追記

冷静に考えるとマレー、錦織に関してもっと様々なパターンが考えられました。

マレーは錦織敗戦時、錦織はマレー敗戦後ロブレドに勝てばそれぞれ2人以上確実に下になるので、通過決定です。

したがって、錦織がロブレド戦で自力決定する可能性があります。

もう少し考えてみるので、こんなパターンあるよ!とかあればコメント欄にお願いします。