two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

全仏のリベンジへ、勝負のSFへ

こんにちは。

本当は長い記事を書きたかったのですが、まだ戻れていません。スマホで強引に執筆しているので、書くスピードが遅く、あまり内容のある記事ではありません。申し訳ありません。

予定ではバウティスタ=アグト戦、クリザン戦には帰って試合を見ていたはずなのですが…私のいる組織は時間にルーズな人が多いので、今日は夕方に帰れるはずだったんですが…気がつけばこんな時間です。

一昨日の記事に大きな反響がありました。ありがとうございました。

しかしコメント欄にあったように若干ミスリードになる可能性のある文章だったため、少しここで補足させていただきます。

まず、昨日の記事について書きたかったメインの趣旨は、「GAORAさん・およびBS朝日さんの18時地点までにおける一連の行動には何の問題も疑問点もない」ということです。

18時地点というのはBS朝日さんが放送する前の段階です。

本当はこの記事は誤解を与えないようにGAORA放送せず・BS放送決定の事実が判明した昼過ぎに更新し、18時までに一定層の人が読んでいただけるようにするべき記事でした。

しかし私が忙しく、記事作成に取り掛かれたのが夕方で記事を書くにあたって調べ物もしていたので、更新が18時のわずかに前になってしまいました。

しかしこうなってしまったにもかかわらず更新した理由として「後出しにしたくないから」という理由がありました。

BS朝日さんはライブ中継を実現されるものだと思っていましたし、映像が入ってこないことが判明するまでは私はGAORA放送できず、BS朝日ライブ放送実現というのを考えていました。そうなったあとにGAORAさんを擁護するような趣旨の記事を書けばかなり内容が恣意的になってしまいがちです。

そこで私は今回の放送に関する様々な側面を知ってもらいつつ、GAORAさんは悪くなく、BS朝日さんは大賞賛、こういうスタンスで以て記事を書くことを決断しました。

ところが事態は思わぬ方向に向かいました。BS朝日さんが生放送することができず、この記事が多くの方に読まれる時間になってBS朝日さんのほうと状況がごっちゃになるような記事に意味合いが変わってしまったことです。

一応執筆時間が試合前であるということは書いていましたし、本文において私は一切BS朝日さん、GAORAさんの批判を一切していません。しかし読者の皆さんの中には拡大解釈されているという方の話も聞いています。完全に私の落ち度です。

これまで私はブログタイトルにここまで刺激的な単語である【拡散希望】という文字は使ったことはありません。

今回の一件はある程度数年のスパンでテニスを見られている古参のテニスファンにとっては知っていたことばかりだと思いますし、結果的に2局がライブ放送を実現できなかったことに対して一定の理解があります。

しかしそれは現状ではマジョリティーではありません。古参のテニスファンはここ1年程度での新規のテニスファン(錦織ファンとはあえて称しません、テニスを見るようになった人という広義の意味で取ります)に数で負けます。これは受け入れないといけない事実です。テニスを好きになってくれるというのは非常にうれしいことであると同時に、そういった方へのフォローは絶対に忘れてはならないのです。

新規ファンにとって世界5位の選手の試合が生放送されないというのは非常に奇妙な出来事です。

今回の事例はセンターコートですら全試合カバーされないというめったにない事例で、おそらく錦織レベルの選手であれば年に1回あるかないかくらいのことです。それほどまでに錦織のランキングは上昇し、コートカバーから外れることはなくなりました。

今大会のバルセロナのアザーコートのように、昔の錦織はカバーから外れたアザーコートで試合をし、すごい競ってるのに映像がないということがしょっちゅうありました。今のランキング中位選手ももれなくこんな状況なのです。

そういう時はライブスコアで応援するのですが、BPやMPの時の緊張感は映像がない分より必死さを増します。疲れます。

こういった時代があったということも新規ファンの皆さんはぜひ知っておいてほしいと思います。

当ブログにはコアなファンから新規ファンまで様々な方が来られています。

今回の記事は特に新規ファン、そして普段当ブログを読まない方にとって最も読んでほしい記事だったため、悩んだ結果拡散希望という文字を入れさせていただきました。

改めてBS朝日さん、GAORAさんには今大会に限らず様々な面で錦織圭を中心としたATPツアーの中継に尽力を尽くしてくださり、頭が上がりません。これからもテニス競技の発展のためによろしくお願いいたします。

またこのような稚拙なミスリードを生んでしまう内容の記事を書いてしまい、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしました。深く謝罪したいと思います。

もう一度強く宣言させていただきますが、前回の記事においてBS朝日さん、GAORAさんへの批判の趣旨は一切含まれていません。これだけは確実です。

さて、昨日一昨日の試合について振り返っておきましょう。

一昨日のヒラルド戦、昨年の決勝のリマッチということで期待が高まりましたが、ヒラルドには錦織は5勝1敗と大きく勝ち越しており、負けたのはあのIW。何か致命的な要素がなければ負けることはないと思っていました。

結果上は6-2、6-1と昨年の決勝を思い出すようなスコアですが、第1セットに関してはもっと競っているか最悪落としている可能性もあるくらいぐだぐだでした。

第2セットはいいプレーができていたので、1時間20分程度でまとめることができました。

昨日のバウティスタ=アグト戦は昨年のバルセロナ2回戦以来2度目の対戦になりました。

昨年の試合では錦織が後の快進撃を予感させる素晴らしいテニスを見せながら、第2セットで信じられない中だるみを見せてフルセットへ。負けるイメージはありませんでしたがヒヤヒヤする試合でした。

そして今年も全く同じ試合になりました。ファイナルセット2-1から見たところ、そんなぐだぐだな内容を感じさせないほど洗練され、素晴らしいテニスだったので、これが維持できれば優勝も見えてきます。

バウティスタ=アグトもクエバスをストレートで破ってきてるだけありいいプレーでした。好カードだったと思います。

さて今日の対戦はクリザンに決まりました。非常に危険な相手だと思います。

今大会はモナコエストレラ=ブルゴス、ロブレドに勝利。北京でナダルに勝った時のような確変具合を感じます。以前から一発のある選手です。

錦織との対戦で目立つのは昨シーズンの全仏です。ただこの時は参考記録です。言うまでもなくマドリードで負傷した錦織は万全ではなく、それでも第1セットはタイトな勝負ができていたので、クリザンを乗せないことが重要です。あと2試合で終わるわけですし、序盤から積極的に飛ばしてほしいと思います。

さてナダルが負けました。これについては少ししっかりと言及していきたいので明日以降に取り上げたいと思います。

短い記事ですがこの辺で。クリザン戦には間に合わなさそう。残念。勝つことを祈りたいです。