two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

ATPランキング試算(2015カナダマスターズ後)

こんにちは。

もう試合だと?正直そんな余力は残ってない…

さすがにハードのアンドゥハルなんで明日は久しぶりの録画視聴です。

録画視聴って別に同じものをあとで見てるだけなんだけど、ライブより緊張するのはなんででしょうか。ライブだと応援でなんとかできるとか思っちゃうんですかね。

さてランキング試算です。

ところでこれから動きのない週もオフシーズン以外はランキング試算やろうかなと考えています。

ここに今週の結果とか記事にはしないけど細かいところくらいをコメントで書きに来ればいいのではと思っています。

あとぼちぼちレース争いが気になっている人がいると思いますが、まあ今年はそこまで…決まったも同然のような感じですし…

正直、もう錦織がケガ以外の理由で上位8人の通過権利は確実に得られると思っています。

strong 9から一人落ちることは数字の問題で絶対にそうだとしても、2人以上が落ちる姿というのは今想定できません。

公式のランキングポイントを見てもらえればわかりますが7位ナダル(!!)から8位フェレールまで400pあってフェレールはしばらく加点できない状態。そこから9位ガスケまでは1100pあります。

正直安定してstrong 9が加点していく中でそこから1500pをひっくり返すのは無理だと思います。

万一マスターズ優勝やGS準優勝が出てもそのあとstrong 9と同成績という超厳しい条件があるので次第に差はまた開いていくでしょう。

唯一ありうるのは全米でチリッチみたいなことが起きることですが、そうだとしても7位以内に入っていればいいのでベルディヒナダルフェレール全員にやられる以外7位以内は確定します。

これも今の錦織の安定感と、今週フェレールとカナダ、そしておそらくシンシナティで差をつけることからも相当起こりにくい事象と言えます。

なのでけがで欠場or半期棒に振るといったことがなければ錦織はもう出場決定だと思います。

もちろん数字上ありうる限りは発表はありませんから、なんだかんだパリ前かパリ大会中になると思いますがもうほぼ決定的です。

レースランキングは記載するように努力しますが、まだできてません…

まずは月曜発表のランキングです。

錦織が4位に復帰し、ツォンガがカナダ失効の影響で24位に後退。シンシナティはノーシードになります。

ティエムが最年少トップ20になりました。キャリアハイ更新です。

イズナーはワシントン準優勝で久しぶりの12位です。

コールシュライバーの計算を前回は手計算で報告しましたが失効の計算を間違えたため、28位でした。やっぱ手計算だめね。

今週は2014シンシナティが失効し、2015カナダが入ります。

見た目上4-7-7制は変わりありません。抜けているマスターズの大会が変わる形です。

来週4-8-6制になるので単純な増減では測れないため、今週は仮想全米シードラインも掲載します。

まずは失効後の来週に向けてのランキングです。

失効後はシンシナティ4強のラオニッチがシモンに近づいてきました。今シーズン初のトップ10交代が起こるかもしれません。正直全米チリッチまでないと思ってた…

またフェデラーは連戦を避けるために事前欠場発表、フェレールはひじのけがのため欠場となり、この二人は3大会までMS免除権があるので強制0pは避けています。それを考慮して試算しています(一応仮に0p強制加算でも数字は変わらない)

同様に欠場が発表されているコールシュライバー、ガルシア=ロペスも3つの条件をすべて満たしており、それぞれ2大会目、1大会目の免除になっています。

ガスケは大会ドロー発表後の棄権ですので、おそらく600試合条件を満たしていますが強制0p加算と思われます。

今週は見た目錦織とワウリンカは460pも離れていますが、来週また4-8-6に戻る過程で詰まります。

錦織の情報です。

2回戦敗退 +10 6035 最高4位、最低5位です。

3回戦敗退 +90 6115 最高4位、最低5位です。

ベスト8 +180 6205 最高4位、最低5位です。

ベスト4 +360 6385 最高4位、最低5位です。

準優勝  +600 6625 4位です。

優勝  +1000 7025 4位です。

ワウリンカが準優勝以上、ベルディヒ優勝で錦織を超えますが、それぞれの阻止条件は

ワウリンカ準優勝でも錦織ベスト8

ワウリンカ優勝でも錦織準優勝

ベルディヒ優勝でも錦織ベスト8

となります。またワウリンカ、ベルディヒは同じトップハーフにいるので同時に起こることはありません。

トップ10の整理です。

1位ジョコビッチは変わりありません。年末まではおそらく交代はないでしょう。

2位フェデラーは欠場、3位マレーは決勝進出で自力2位です。マレーの2位復帰となると2013年8月12日以来2年ぶり、105週ぶりです。

4位錦織に今週の3位はありません。

4位5位の条件は上記で。

ベルディヒは準優勝で5位の可能性があり、ワウリンカ3回戦敗退以下の場合です。

優勝の場合錦織との条件は上記で、ワウリンカは確実に抜き、4位か5位です。

7位フェレールは欠場、ナダル、チリッチ両者が抜く条件は4強です。

ナダルとチリッチは同一ラウンド終了でナダル、一つでも上のラウンドならその選手が上に行きます。

シモンは4強で10位に上がります。シモンのトップ10復帰は2009年10月12日以来6年ぶりです。

さて、全米オープンのシードに使われる来週の基礎点はこちらです。

錦織とワウリンカの差は325pです。これは4-8-6制に戻る過程で7大会目が押し出されることによって135p詰まるためです。詳しくは少し前の解説記事をご覧ください。

しかしワシントン優勝でだいぶ条件はよくなりました。

大会はすでに1回戦と2回戦の一部が終わっています。アンドゥハルとの初戦になった錦織は深夜1時半からです。もう初戦は任せたとしか言えないですね。疲労さえなければという感じでしょうか。それでは。