ＡＴＰランキング試算（２０１５カナダマスターズ後）③３回戦終了時【次更新は２２～２３時】
引き続きランキング試算です。
大会の３回戦は特に波乱はありませんでした。
ジョコビッチはソックに圧倒勝ち。正直トップハーフはもう決まった感がありますね。
予選勝者同士となったガルビス×ヤングの一戦はガルビスが勝ちました。いよいよトンネルを抜けたかもしれませんね。
イズナーは話題となっているキリオスを退けました。それにしても入退場ともにブーイングを浴びるテニス選手は初めて見ました…キリオスの話題は別の日に。時間をください。
カルロビッチが一気に行くかと思いましたがシャルディーが勝ちました。シャルディーも久しぶりの大活躍。次の一戦もものにできるでしょうか。
ナダルはユージニー相手に勝利。最近サービスゲームの安定感に欠けることが多かったですが被ブレークなしでの勝利。弾みをつけています。次戦は錦織とです。
ツォンガはトミッチに勝ちましたが、いい内容だったようです。昨年も一気に優勝まで駆け上がっただけに次戦は注目です。
マレーはミュラーに力の差を見せました。順当と言っていいでしょう。
ＱＦは以下のカードになりました。
[１]ジョコビッチ×（Ｑ）ガルビス
[１６]イズナー×シャルディー
[１０]ツォンガ×[２]マレー
やはり注目は下２試合でしょう。上２試合はジョコビッチが敗れる以外はあまり何とも思わないですかね…
ナダル×錦織はもういいとして注目はツォンガ×マレーです。
実はこの二人昨年のカナダＱＦで戦っています。この試合ではツォンガがフルセット勝ち。そのままディミトロフ、フェデラーを破っての優勝です。
ただ対戦成績は１２勝２敗とマレーが大きく勝ち越しており、マレーがお得意様にしているカードと言ってもいいでしょう。
２勝したのは０８全豪（１Ｒで対戦し、のち準優勝）と１４カナダ（のち優勝）と、ツォンガが爆発しない限りマレーです。
ただ今回の３Ｒの試合は見てませんが高く評価されているのでツォンガも十分チャンスありと見ています。
でもそういうツォンガとＳＦで当たるのもきついなあ…
試算です。まずは来週のランキングです。
１位から６位と９位が確定しています。なんだこのランキング…ＱＦだぞ…？
ナダルは次戦勝利で７位確定です。
イズナー優勝の場合１０位があります。
ツォンガは次勝利で１８位です。
全米シードについてです。
フェレールはシンシナティ欠場が決まっているのでシード上ではすでに８番に落ちています。加点はできない状況です。
錦織は次の勝利でワウリンカの条件を優勝にできます。相当厳しい条件です。
そういえばシンシナティは例年日曜スタートなんですが、今日ドロー発表なんですかね？？？とにかく忙しい…
さてフェレールなんですが、このような心配されるツイートを見ました。
Siento deciros que no voy a estar en el torneo de Cincinnati y aun no se cuando será mi vuelta al circuito ya que no estoy recuperado....— David Ferrer (@DavidFerrer87) 2015, 8月 13
スペイン語はさっぱりなので英語翻訳にかけました（日本語に一気に訳するとわけわからない言葉になった）
「Sorry to say I will not be in the Cincinnati tournament and still do not know when will be my return to the circuit and I’m not recovered.」
シンシナティに参加することはできず、私は回復していないのでいつツアーに戻れるかわかりません（意訳）
「いつツアーに戻れるかわからない」、３０歳を超えた選手からのこの言葉は大変心配です。
不幸にもレース争いは面白くなっていますが、正直全米も欠場は濃厚の気配がするので、このまま引退だけは絶対に避けてほしいところです…
したがってシンシナティはチリッチまでが第８シードになりますが、ワウリンカ、ラオニッチは本当に出るんでしょうか。
ワウリンカはキリオスの言葉を聞いて棄権したわけではないということは事実関係から確認したので、普通にけがだとするとそれも心配です。
ここ数日はテニス界全体にも目が離せない展開になってきました。それでは。
