西岡、日比が予選突破 錦織は初日からスタート確定
こんにちは。
おとといドロー抽選を見ていた時の私のダイジェスト
「うーん、フェデラーサイドのボトムの方がいいだろうなあ(ジョコビッチはドロー番号1、フェデラーはドロー番号128が確定のため)あと初戦2択しか選べないのきついなあ(結局フラグ)」
形式的にジョコビッチが1番に入りドローを確認
「うむ、こっちだとペールか…張り合いはあるけど…」
フェデラーが128番に入り、95番(初戦の相手)がキリオスなのを確認
「キリオスは嫌だ、キリオスは嫌だ…(某魔法使い学校風)」
錦織33番を確認
「いよおおおおおおおおおおおおおし33に入れた、もうジョコビッチ側とかどうでもいいぞ」
5~8シード抽選
「ワウリンカは嫌だ、ワウリンカは嫌だ…(某魔法使い学校風)」
「うわあ…全仏に続いてまたジョコビッチ×ナダルだ、やっぱ第4シードの恩恵…」
「ワウリンカは嫌だ、ワウリンカは嫌d(食い気味に)よしきたフェレール、これはSFもらったか」
「おーマレーワウリンカかおもしろい」
「ベルディヒフェデラー引いたか…いつもだと匂うけど、今回はないかなー」
9~12シード抽選
「うわあチリッチか…まあガスケ避けれたのは大きい」
「またガスケとコキナキス(笑)」
13~16シード抽選
「イズナーは嫌だ、イズナーは嫌だ…(某魔法使い学校風)」
「ゴフィンかあ、ゴフィン引きたかったかもなあ」
「イズナーは嫌だ、イズナーは嫌d(食い気味に)よしきたモンフィス」
「イズナーフェデラー引いたのかあ…これはつらいなあ」
以下の抽選
「うーんツォンガがここ、嫌な空気あるなあ…」
「ドロー評価難しいな(以下昨日の記事へ続く)」
濃密な時間でした。特に最初の数分は血圧に悪い時間でした。
さてそんなわけで昨日は全米予選決勝が行われました。
日本勢からは男子7人、女子はなんと12人が予選に出場しています。
こんなことはかつてなかったと思います。240位付近までにこれだけの選手が揃っているだけでも全体のレベルが非常に高い時代だと言えます。
その中から男女とも期待の若手が一人ずつ勝ち残りました。
いつも言っていますがGSの予選を勝ち上がることは容易ではありません。男女とも128ドローで16人、それぞれ3回勝たないと本戦に行けません。110位~240位付近の選手がしのぎを削り合いながら3回勝たないとたどり着けない場所です。いかに本戦DAが重要な意味を持つかです。
男子は上位16シードのうち勝ち残れたのはわずか6人、女子も16人中7人です。シードはあってないようなものです。本当の意味でその時勝った選手が本戦に行ける厳しい世界です。
女子の日比は今後テニス界でも注目の選手です。片手バックハンドを持ち、やや前時代のプレースタイルを持った選手です。昨年の全米ジュニアで4強。今後活躍が期待される選手。本戦では16シードのエラーニを引いてしまいましたが、大きな経験をしてほしいです。
男子の西岡は2年連続の予選突破。昨年は予選決勝後に体調を崩しロレンツィに負けてしまいました。
しかし今年は予選決勝でファイナルセット2-5から挽回し、複数のMPをしのいでの優勝。試合後は感極まってコートに倒れ込むほどの大きな勝利でした。
全米オープン予選決勝62.06.75で勝ち、2年連続本選です!ファイナル25から、45では三本のマッチポイントを凌いで逆転勝ちでした。7度目にしてやっと勝ちました。勝った瞬間思わず涙が出ててきました。それほど目標にしてきた相手に勝てた事が嬉しかったです。— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) 2015, 8月 29
今年はしっかり体調管理して万全の状態で本選一回戦に挑みます! pic.twitter.com/tcjTLZnfrT— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) 2015, 8月 29
その西岡は初戦に錦織が全仏初戦で当たったマシューとの対戦となり、2回戦はシード勢でも最も勝ち上がりが不透明なベルッチといいドローになりました。体調を整え、ベストパフォーマンスをすれば「錦織だけではない」というアピールになるかもしれません。
そして大会ですが男子女子ともにトップハーフからの開始となりました。
今年の全米OPは14日間(ここのところ15日間が続いていた)なのでQFまでは1、3、5、7、9日目。そしてSFは中2日で12日目に行うことになります。
また雨で流れる場合もトップハーフからの早い消化になるので全体的に有利です。
ちなみに昨年の全米も錦織のいたトップハーフからのスタートとなり、QF→SFが中2日だったことが4R、QFでの厳しい5セット2試合からの回復を促せただけに、今回もフル充電でSFに臨める可能性が上がりました。
まずは錦織も初戦が大事ですが、ポイント練習などでは元気にプレーしており、準備は万端のようです。
今日は前哨戦ウィンストン=セーラムの決勝ですが、アンダーソンと若いフランスのエルベールの対決になりました。
エルベールではマユと組んだダブルスで結果を出していますが、シングルス1大会では自己最高の成績です。
アンダーソンは年末のトップ10入りへ向けても大事な試合です。
いよいよあと2日です。当ブログも万全の態勢で14日間やっていこうと思います。それでは。