【ドロー解説】2016全仏OPの展望
こんにちは。
最初に少しだけ。
前回私がTENNIS LOVERSさんの話を出したこともあってか、ここのところテニスカテゴリー全体で議論が巻き起こっています。
私自身、心に刺さるものもありました。議論のそれぞれの意見に大きく間違ったことは見られず、ほとんどが正論です。
私自身は2015年中盤くらいに慢性的な疲労とストレスの症状を訴えて以降、公的な自分の仕事の処理もあって更新ペースを上げないようにしています。
正直今更新していること自体もいろいろ無理をしながら、というのが本音です。
改めて2015年夏以降の自分の記事更新を見ると「錦織ばかり」と言われてもおかしくないところはあります。
私としては、ツアーのほうも追っていきたいし記事も書いていきたいとそう思っていますが、現実的にそうもいかないため、このようなスタイルになっています。
2015年序盤は「独自レーティングで『strong 9』を提唱」、「全豪後にジョコビッチ1強を予測」、「全仏決勝プレビュー」など、ツアー全体としても記事を書いていたし、バランスよくやっていたかなと思っています。2014年オフの「閑話球題シリーズ」はその最たるものです。
一刻も早く私自身の問題をクリアし、2015年前半の安定していたスタイルに戻したいと思っています。
特にデータ関係は不足しています。ランキングのほうもそうですが、シーズン全体の統計も溜まってきたころですし、何か私としてもテーマを決めて書いてみたいという気持ちがあります。
引き続き、ご理解いただければと思います。
当人としては個人プロフィールにもある通り、「テニスを中心に」ということがブログテーマです。決して錦織圭単独ではありません。
また、当人の及ぶ範囲である当ブログに関するご意見についてはすべて参考にさせていただいておりますが、カテゴリー全体のご意見については、私に言われてもというところはあります。
私の責任の及ばない範囲です。
それからブログを書く、ということは最低限の知識を持っている必要があります。
古くからのテニスファンでないとツアー、他選手のことは書けないのではないでしょうか。
そのようなテニスファンの人口は決して多いとは言えません。
一方錦織圭の試合を欠かさず見ていれば、あの全米以降でもすでに100試合以上見ていることになっています。
こうなれば、カテゴリー全体がこうなってしまうのはある種必然のようにも思えます。
私の責任が負えない範囲である以上、新しいブログ著者の方が現れることを期待するしか私にはできません。
さて全仏です。昨晩ドローが発表されました。
さっそくドロー解説に移りましょう。
①ジョコビッチ山
[1]ジョコビッチ
ルー
(Q)イルハン
(Q)ダルシス
(Q)G.メルツァー
ベデネ
カレノ=ブスタ
[31]デルボニス
[20]トミッチ
ベイカー
コリッチ
フリッツ
マシュー
ヒラルド
ツルスノフ
[14]バウティスタ=アグー
[11]フェレール
ドンスコイ
イストミン
エストレラ=ブルゴス
マルチェンコ
[21]ロペス
[25]クエバス
(Q)カムケ
チュン
(WC)アリス
ジャズーリ
F.マイヤー
ポスピシル
[7]ベルディヒ
悲願の全仏初優勝、キャリアグランドスラム達成を狙う[1]ジョコビッチ。初戦はツアーに復帰したばかりのルー。先週ソウルチャレンジャー決勝で逆転負けを喫したばかりです。
2回戦も予選勝者同士の対戦となり、今シーズンのジョコビッチの課題である序盤戦に不安材料が少ない展開となりました。
3回戦の[31]デルボニスもジョコビッチを脅かす一発は少ないか。カレノ=ブスタには注目です。
4回戦の山は不透明。[14]バウティスタ=アグーが本命ですが、ここ最近やや勢いが止まってきています。
対抗シードの[20]トミッチはシード選手でも有数のクレーが苦手な選手。シードキープもきついのではないでしょうか。
ここは初戦のフリッツとコリッチの「nextgen」に注目。勝ったほうが台風の目になるかもしれません。
一方、昨年8強の[11]フェレールは厳しい戦いに。2回戦では今週負けかけたイストミンか好調モナコが待っています。
ただどちらも最後の大会をけがで棄権しており、状態は不明。
[21]ロペスはここのところ目立った成績がなく、2回戦を超えれば3回戦も越えられそうです。
一方[7]ベルディヒは昨シーズンこの大会でツォンガに敗れて以降成績が下降しました。
今後のトップ10陥落を防ぐためにも、今大会の結果は非常に重要です。
初戦のポスピシルはクレーでマッチ通算1勝しかしていないクレーが極端に苦手な選手。ベルディヒとしてはダブルベーグルで自信を失った後の試合、またコーチ不在で迎える初戦であり、入り方が重要になってきます。
3回戦はややタフか。好調を維持している[25]クエバスが待っています。
どちらが後半戦に向けて足がかりを掴めるか。重要な一戦になりそうです。
②ナダル山
[4]ナダル
バグニス
(Q)デ・シュッパー
マウー
ベランキス
グラノジェルス
[32]フォニーニ
[18]アンダーソン
(WC)ロベール
ズベレフ
エルベール
デ・バッカー
ガルシア=ロペス
[13]ティエム
[12]ゴフィン
(WC)Barrere
ロレンツィ
(Q)ベルロク
ラム
ベズリー
[24]コールシュライバー
[26]ソウザ
ジュムール
セッピ
グルビス
バグダディス
(Q)シュトルフ
[6]ツォンガ
10度目の優勝を狙う[4]ナダルはタフドローとなりました。初戦はグロス。全仏では脅威ではないと思います。2回戦も問題なく、3回戦からが本番になりそうです。
まず3回戦は[32]フォニーニ。フォニーニはクレーでナダルに複数回の勝利経験があります。
しかし今年のバルセロナではしっかりナダルがストレートで勝っており、ナダルの状態が悪くなければ問題なく進むと思います。
4回戦は[13]ティエム。ティエムはミュンヘンの週から連続出場が続いており、今週もニースで決勝進出しています。
そしてそのティエムと決勝を戦うズベレフもこのブロックにいます。
ただズベレフはすでに水曜日から3日間で3試合8時間をこなしており、全仏で上位ラウンドに行けるかは不明。
一度ナダルを追い詰めただけに、今度は勝ちビビりもないでしょう。もし4Rまで上がってくれば面白いカードになります。
また実力者の[18]アンダーソン、ガルシア=ロペスらもいて厳しいブロックです。
対抗シードの[6]ツォンガはローマを欠場。ぶっつけ本番で地元全仏に入ります。
今年は昨年ベスト4、フランス人最上位シードということもあり最も地元の期待を背負うことになりそうですが、これがプラスに働くか。
2回戦のバグダディスは今年の全豪で激闘を繰り広げた相手。面白いカードになりそうです。
3回戦も対抗シードは[26]ソウザで、ジュムールにはやや注意ですが全体的には組みやすい相手が多め。
今大会は24シードを獲得し、やっとドロー運の波から脱したかに見えた[24]コールシュライバーでしたが、今大会でも最も厳しいノーシードのうちの一人、アルマグロとの対戦となりました。1回戦屈指の好カードと言っていいでしょう。
[12]ゴフィンは好調を維持しています。ローマでは8強。主要大会での勝利も続き、トップ10が見えてきました。
ゴフィンにとって飛躍のきっかけとなったのが全仏。12年にラッキールーザーから4回戦に進み、フェデラーと対戦したのは印象的でした。
あの時以来のロングランなるか。
ナダルはフォニーニ、ティエム、ツォンガと順当に行けばここ1年以内に敗戦した相手が続きます。
他選手にすればそこまで厳しいドローではないかもしれませんが、マッチアップの観点からタフに見えます。
しかし、ここは全仏。ナダルの庭です。結果は違うものになると期待しています。
③ワウリンカ山
[8]ラオニッチ
(PR)ティプサレビッチ
ククシュキン
マナリノ
(LL)マーティン
ムニョス デ・ラ・ナバ
(WC)ベネトー
[29]プイユ
[23]ソック
R.ハース
セラ
(Q)ブラウン
ラモス=ビノラス
ゼバリョス
(Q)トゥルンゲリッティ
[10]チリッチ
[16]シモン
シルバ
シュワルツマン
ペリャ
ラジョビッチ
クドラ
ディミトロフ
[22]トロイツキ
[30]シャルディー
L.マイヤー
(Q)カルバレス=バエナ
(LL)パブラセク
クリザン
ロソル
[3]ワウリンカ
勝敗が非常に読みにくいブロック。
ディフェンディングチャンピオンの[4]ワウリンカ。今後のシーズンのためにもここは上位進出が必須。
ワウリンカの初戦はロソルですが、なんとこのロソルとは昨日対戦しました。ジュネーブの準決勝で対戦となりました。
試合は意外な展開になりました(別記事で触れられれば…)。ワウリンカがフルセットで勝利していますが、状態はそこまで悪くないと見ます。
ワウリンカは去年もローマSF→ジュネーブ出場(ただしQF敗退)→全仏優勝と、地元スイスのジュネーブを挟んでうまく調整とリフレッシュをしてから全仏に入ったパターンが功を奏しています。
今年もマドリードではブレークされずにキリオスに負ける不運な負け、ローマは3回戦敗退、そしてジュネーブで決勝進出中です。序盤戦の不調からは抜けつつあります。
特にジュネーブではテニスが上向きで、ノンストップ状態という評価が出ており、疲労なく全仏に入れば順当に勝ち上がれると思います。
ダニエル太郎は初戦クリザン。クリザンはIWでベルダスコに棄権負けして以降試合なしの状態。復帰戦となります。
2014年には復帰戦だった錦織に勝っており、クレーも得意にしていますが、ダニエルは第1セットが取れればチャンスが出てきます。クリザンがペースを作る前にリードしたいところです。
ワウリンカはロソル→クリザンorダニエル→[30]シャルディーと、当たると怖い選手が続きます。
何もなければ今のワウリンカであれば順当に勝てると思いますが、万一当たってしまった時にどうなるか。
そして4回戦は[16]シモンが濃厚。シモンとは昨年の4回戦(今年の同一ラウンド)で対戦があります。
ワウリンカとシモンのプレースタイルは対極にあると言ってよく、攻撃的なワウリンカと泥沼流のシモンがどちらのペースに引き込むかという展開でしたが、ワウリンカが勝ち、そのままいい状態でQFフェデラー→SFツォンガ→決勝ジョコビッチと3連勝して優勝しました。
シモンとの対戦は今年も吉兆なのか。相反するプレースタイルと対戦することで何かを掴めるのかもしれません。
[22]トロイツキとディミトロフは1回戦の好カードです。
[8]ラオニッチは、ここからは昨年の失効が少なくボーナスステージ。今季好調の勢いで今後の8シード以内を確保するためにも重要な大会です。
初戦はティプサレビッチ。ティプサレビッチは戦列復帰を果たしたデルポトロとは対照的に、チャレンジャー周りでコツコツと勝ったり負けたりしながら稼いでいます。初戦としてはラオニッチは組みやすい相手か。
このブロックはノーシードに勢いがなく、シード勢同士の激突になりそう。
[10]チリッチは今週復帰し、ジュネーブで調整していますが順調と言えるでしょう。
今日の決勝でワウリンカと対戦。この結果次第では状態不明なラオニッチよりも有力選手になるかもしれません。
④マレー山
[5]錦織圭
ボレリ
クズネツォフ
ベッカー
ドディグ
ユージニー
ベルダスコ
[33]ジョンソン※元ドルゴポロフの位置
[17]キリオス
チェッキナート
(Q)Ungur
(LL)セイスリン
クエリー
(WC)フラタンジェロ
ベルッチ
[9]ガスケ
[15]イズナー
ミルマン
(Q)バシラシビリ
エドムンド
ガバシビリ
ヤング
(Q)アルボット
[19]ペール
[27]カルロビッチ
モンタネス
(Q)Djere
(WC)トンプソン
(WC)Bourgue
(Q)Samper-Montana
(Q)ステパネク
[2]マレー
[2]マレーは全仏では過去準決勝が最高。第2シードで迎える今大会は初決勝進出が期待されます。
特に序盤は初戦のステパネク戦がトリッキーですが、それを除けば4回戦まではかなりいいドローです。
[27]カルロビッチは復帰後クレーということもあり精彩を欠き、[15]イズナーは今週タイブレーク2本連続で落として負けるなど微妙な状態。地元の[19]ペールはこのブロック期待です。モンテカルロでマレーに勝ちかけた実力は本物ですが、今大会はどちらに働くか。
一方[5]錦織圭は普通~わずかにタフという印象です。
初戦のボレリはウィンブルドンでの死闘が印象的ですが、今期2勝6敗。またサーフェスも芝ではないし、去年のようにけが明けの大会でもありません。今回はもつれずにしっかり勝ちたいところです。
次の2回戦はクズネツォフが上がってくると危険です。
今シーズン16勝9敗、ワウリンカに勝っており、ドーハではナダルとフルセットにもつれています。
2回戦で当たるにはややタフな相手でしょう。
また過去の対戦成績は1勝0敗とクズネツォフがリード。錦織の棄権負けではあったものの、油断は禁物です。去年の2Rのベルッチと思ってもらえればいいと思います。実力を出せばしっかり勝って行けると思いますが、とにかく油断は禁物です。
ちなみにベッカーが上がってくると去年の3回戦の再現になります。ベッカーの棄権負けで対戦が実現せず、記者会見での「あさって試合か」という錦織の言葉が誕生したきっかけでもあります。
3回戦はドルゴポロフの予定でしたが、ドルゴポロフがウイルス性の症状でドロー発表後棄権となり、次点シードの[33]ジョンソンが入りました。
ジョンソンはクレーコーターではないため、一気に3回戦の相手はベルダスコが濃厚となりました。
去年もベルダスコと3回戦の可能性があったんですよね(去年はベルダスコは25~32シードで、順当な対戦だった)。ベッカーも含め、不思議なものです。
さて4回戦です。4回戦は[9]ガスケか[17]キリオス、このどちらかでしょう。
ただガスケは初戦ベルッチ、2回戦がおそらくクエリー、そして3回戦がキリオス。相当タフです。
キリオスはガスケと当たるまでは問題ないドローなので、キリオス有利と見ます。
キリオスのキャリアが浅いことを考えると異例中の異例、6回の対戦があるこの二人です(キリオスにとってキャリアで最も当たっている相手?)。
過去6回はガスケの4勝2敗。キリオスの2勝は2014年ウィンブルドン2回戦で歴史的な2セットダウンからの逆転勝ち。それともう一つは、スーパーキリオスとなった今年のマルセイユです。
一方、そのほかで言うと去年のウィンブルドンではガスケが前年のリベンジに成功するなど、実はこの二人の勝敗を読むのは困難です。
ガスケは実は過去一度も全仏8強がありません(18勝12敗)。地の利を生かせていないのでしょうか。
一方キリオスもローマで負ったけがの状態が気になります。
ややプレーレベルは落ちたものの最後までナダルと激闘を繰り広げていたので問題はないと思いますが…
今でこそ調子が上がってきているキリオスですが、少し前はけがに悩まされ、ツアーにコンスタントに出れない時期がありました。
この二人のどちらかと錦織の4回戦となりますが、難しいです。
ガスケには全仏に近い遅めクレーであるローマで勝ったのでこれは好材料ですが地元の声援が後押しします。
キリオスにはいまだ負けていませんが、いつ負けてもおかしくないほど今のキリオスは強い。
これに勝ってもマレーです。タフなのかもしれません。ただ優勝を狙うにはこの壁を超えないといけません。
いつもの当たってるか微妙な優勝予想です。
優勝 ジョコビッチ
準優勝 マレーor錦織
ベスト4 ナダル ワウリンカ
ベスト8 ベルディヒ ゴフィン ラオニッチ マレーor錦織
あれ上位シード並べただけじゃ
いろいろ迷った結果です。
まず、今回のジョコビッチですがかなりいいドローです。
昨年はQFのナダル戦で上げないといけなかった結果が決勝のパフォーマンス低下を招いたとも言えます(あとは準決勝日没サスペンデッドになってしまったのも影響)。
今回はSFにピーキングを合わせる展開でいいので、ローマのようなことはないと思います。
そうなると、やはり地力で上を行くジョコビッチが有利なのかなと。
ナダルはタフドローと評価しましたが、ここは全仏。
毎年今年は負けるのでは?という予想を覆してきた男です。今年はその環境が十分に整っていると思います。
ローマではQF敗退となりましたが、かえって上位選手の中では一番休息が取れたので、エンジン全開で行けるのではと思います。
SFではどちらが勝つにしても、いい試合だったとみんなが喜ぶ試合を期待したいです。
ベルディヒはこういう時は8強まで来る感覚がある。マドリードでフェレールに勝っているのも大きいです。
ツォンガはけがが心配ですが、実力を出し切れば序盤は大丈夫だと信じています。がここはゴフィンが実力で勝つと予想。今期のゴフィン、いいです。
ボトムハーフは読めないですが、去年と違いローマで感覚掴む→ジュネーブで再調整して早めに全仏入りではなく、ローマで敗戦→ジュネーブ決勝から全仏試合直前入りとなることがワウリンカにとってはマイナスポイントと予想。ピーキングが4R~QFあたりに来そうという読みです。
ラオニッチは山に恵まれて8強予想。脅威のあるキリオスのような選手がいなければ手負いでもしっかり勝ってきています。
チリッチと迷ったんですがね。ジュネーブの決勝次第ではチリッチに替えたくなるかも。
マレーと錦織は順調に勝ち上がると予想。QFは本当にわからない。
普段のマレーなら全仏でもたまに負けてしまうことがあるので…だったのですが、去年、今年とパワーアップしているのは明らか。
SFの内容次第では、マレーは優勝すら手に届くと思います。
というわけでマレーと錦織の勝ったほうを準優勝予想です。
ドローが発表され、ボトムハーフからのスタートとなり錦織は日曜日からのスタートです。
WOWOWで無料放送があると思います。
ボトムハーフからのスタートとなり、ひょっとするとひょっとするとひょっとすれば、去年と同様に仮想SFの2試合目になるジョコビッチ×ナダルがもつれ、日没サスペンデッドになる可能性もあると思います。
そうなると、ボトムハーフの決勝進出選手にもチャンスが出てくるのかな、と思います。
SFもジョコビッチが勝つ予想にしましたが、ドローが出る前の私の優勝予想は本命ジョコビッチ対抗ナダルでした。
ジョコビッチにあの14全仏以降連敗していると言っても、やはりこの場所はナダル。特別な力が何度も働いてきた場所です。ここも勝ったほうが優勝という無責任予想にしてもよかったのですが、2つもそれやるとさすがにね…
それほど、ジョコビッチとナダルが抜けていると思います。マレーにしても錦織にしてもワウリンカにしても、ボトムハーフの選手が優勝するには運も必要なのかなと。
誰が勝っても歴史的な優勝となる今年の全仏、欠場となってしまったフェデラーがいないGSは、21世紀になって初。ほとんどのテニスファンが見たことのない不思議なGSが始まります。嵐の予感がしてなりません。