two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

ジョコビッチ、今シーズン残りすべての大会を欠場

こんばんは。

後ろ向きな記事を書いたところ多数のコメントをいただきました。

少し書き損ねてしまったことがあったのでコメントで補足しました。

あと、これは認めないといけないのですが、私の文章力はたぶん以前に比べて落ちていると思います。

テニスを見てすぐに文章にアウトプットするということを続けていた日常が消えてしまったことは、思った以上に自分に影響を与えているなと感じます。

多方面で言っていますが、しばらくはリハビリ期間になると思います。

エンジンがかかるまで、少し時間をください。

昨日夜に大きなニュースが飛び込んできました。

ここのところの状態を見て、さらに公式発表を大掛かりに行うことからこの発表を予想されていた人は多かったと思いますが、ジョコビッチが今シーズンの残り大会をすべて欠場し、ひじの治療に充てることを発表しました。

ジョコビッチ公式サイト

ATP公式

ジョコビッチのコメントによれば、ひじの痛みにより十分にいいプレーをすることができず、医師の間での見解は、特に手術はせずにひじを休めることが有効な回復手段で、そのために休養に入るとのことです。

非常にショッキングなニュースですが、2016年以降のジョコビッチを振り返ってみるとこの決定は妥当な結果と言えると思います。

また、ツイッターからの拾い物ですが、このような判断に至った理由として、けがが悪化した初期の頃(16年WB直後)は五輪が控えていたため、休む決断ができなかったという趣旨の発言をしたそうです。

Novak: "When I rewind the film, maybe I should have paused last year after Wimbledon, but I couldn't make that decision in an Olympic year."— Ana Mitrić (@ana_mitric) 2017年7月26日

ナダルも全仏途中棄権後五輪に間に合わせるために復帰しましたが、その時の試合過多がのちに与えた影響は少なからずあったと思います。

もし2016年が五輪イヤーでなかったら?たらればはよくないことは承知ですが、ふとそんなことを考えてしまいます。

8年ぶりのトップ3陥落、そして来週10年ぶりにトップ4陥落となるジョコビッチですが、昨年のフェデラー同様このあとランキングは大きく落ち込み、トップ10からも陥落、13~15位付近でシーズンを終え、全豪(もしくはその前哨戦)あたりから復帰になる見通しです。

来シーズン明けからの復活劇を期待する声は大きいですし、十分その可能性はあると思います。

ただ、現状ひじを休めることでしか回復できない状況なので、復帰後どんな感じになるのかが想像できないというのも本音です。

こればかりは、来年になるまでわからないというところでしょう。

ランキングのほうでは、レースランキングに大きな影響が出そうです。暫定7位のジョコビッチが実質的にロンドン争いから脱落したことで、現在暫定9位のディミトロフまでがロンドン圏内になりました。

残りGS1つ、マスターズ4つ残っており、ポイント数から見ても誰かが異様に抜け出さない限りは、おそらくパリまで5~6人で競る形になるのではと予想されます。

我々テニスファンは信じるしかありません。

大けがから何度もカムバックしてきたBIG4。今回のジョコビッチもそうあってほしいものです。