【week review】2019week7回顧
こんばんは。
以下宣伝長くなりますので読み飛ばしたい方は軽快に飛ばしてください。
報告を忘れていたのですが、3月8日はさいたまスーパーアリーナでWake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~ ですなんて宣伝をしていたわけですが、なんと一般販売開始からわずか1日で完売し、現状チケットが足りない状態になっています。
たぶんこのブログから買った人はいないと思うんですが本当にありがとうございます。
正直、私は無理だと思っていました。
参考までにご説明すると、2018年5月(ついこないだです)に行われた単独イベントで、幕張イベントホールを完売できず、2階に空席がちらほら目立ちました。
最大9000席で、ステージがあるので1方向潰してることを考えるとだいたい6000~7000くらいかなと思っているのですが、そこから1年でさいたまスーパーアリーナ完売です。おそらく15000くらい?驚愕です。
実際発表時の映像は「すべてのワグナーさん(ファンの総称)が参加できるように」でしたからね。埋まらなくても仕方ない。見たい人みんなに見てもらいたいなら、でかい箱の方がいい。埋まることよりもSSAという聖地の重要性を重視した、そういう意図だと私も受け取りました。発表後のメンバーのMCも喜びと不安が混じっていたのを覚えています。
参考映像・ライブ中発表時の映像
2019.3.8 FINAL LIVE#WUG_JP pic.twitter.com/y1MNrdCsAK
— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) 2018年12月22日
そして、この結果を受けて現在大人の人が調整中とのことで、おそらく追加席の販売が出ます。
繰り返しますが、錦織×フェデラー戦に並ぶような素晴らしいものが見れます。
あまり言いたくないですが、おそらくチケットを抱えてしまっているファンの人がいるので、実質まだチケットは残っています。
SSA完売へ!と躍起になっていた(私もですが)ファンたちも、次の目標は「可能な限りすべての座席に座ってもらう」に切り替わりつつあります。
再度繰り返しますが、すごいです。最近当たり前のように想像の上を超えていくので、さいたまスーパーアリーナ、やってくれる、その確信があります。
まさに最後にして最大の未知への挑戦、確実に面白いものになること間違いなしです。
要するにWUGはテニスだ←ほんといろんな人に怒られろTSD
でも実際、他に追ってきたものに重ねる人多いんですよ。なんでなんでしょうかね。私は「人の物語」がたくさん詰まってるからだと思うんですが。
こんなステージ、みなさんも見てみたくないですか?
で結局言いたかったのはもう一つ。来週以降宣伝記事を書かないといけないのかなあと思ってたのですが、冒頭に触れるだけで済むことになったという話でした。
仙台公演くらいはレポ書こうかなと思ってるんですが。
半プロの私がテニスの時間削ってまでやってる理由みたいなのは、ちゃんと示しておかないといけないと思うんですよ。
本題記事はここから
というわけでお待たせしました。ここからはテニスの話です。
ロッテルダム(ATP500、インドアハード)
第1シードで出た錦織はしっかり勝ち上がり、トップシードの責務をきっちりと果たしました。今年は初の欧州遠征となりましたが、手ごたえは感じていると思います。来年以降もこのルートを通るんじゃないでしょうか。
一方nextgenにとっては厳しいトーナメントになりました。
第2シードのハチャノフは地元WCのGriekspoorに敗戦。Griekspoorは昨年ワウリンカを倒していますし、この大会と相性がよさそう。来年以降も大会を盛り上げる存在になりそうです。
第3シードのチチパスもジュムールに敗戦。2大会連続早期敗退でなかなかポイントを伸ばせません。
シャポバロフもワウリンカに敗れ、前週から好調のメドベデフがベスト4に入りましたが、最後は疲労が出てしまいました。
上位を食えるとはいえ、まだまだnextgenも安定感には欠けます。これから彼らがどんな力関係になっていくのか。
一方目立ったのは中堅~ベテラン世代の活躍でした。
決勝はメドベデフを破ったモンフィスと錦織を破ったワウリンカ。2016年の最終戦メンバーながら現在どちらもトップ30から外れてしまった2名の対戦となりました。
試合はアップダウンのある展開でしたが締まった試合となり、決勝の舞台に弱いモンフィスが決勝の舞台に強いワウリンカに競り勝ち、ツアー8勝目を手にしました。
モンフィスの決勝成績はこれで8-21。まだ勝率2割台ですが、ツアー一桁勝利で終わる選手ではない。巻き返しに注目です。
ワウリンカもついに大きなポイントを得ることができました。時間はかかりましたがこれで上位に戻ってくるイメージが湧いてきました。
ニューヨーク(ATP250、インドアハード)
シード選手8人中5人が初戦敗退。大荒れの大会となりました。
全豪ベスト8のティアフォーは台湾のジュンに敗れました。改めて継続することの難しさを感じさせます。
準決勝にはなんとかイズナーとクエリーが勝ち上がりましたが、なんと準決勝勝ったのはノーシードのオペルカとシュナー(読み方怪しいですが、しばらくこれで行きます)。
決勝はビッグサーバーオペルカということもありファイナルセットタイブレークに。オペルカサーブのMPをシュナーが凌ぐなど見せ場たっぷりでしたがオペルカに軍配。初優勝となりました。
オペルカはイズナーに2連勝と大きな成績を出してレース9位です。いよいよnextgenのビッグサーバーが本格化、とても嬉しいです。カルロビッチ、イズナーといったビッグサーバーが年を重ね、ミュラーは引退。ビッグサーバーが廃れる可能性も心配していました。いつの時代もビッグサーバーは、一人二人いてほしいですからね。多様性こそがテニスです。
シュナーのスピーチも印象的でした。
これが、私が子供の頃に夢見ていたものだ
"This is something I dreamed of as a kid."
— Tennis TV (@TennisTV) 2019年2月17日
👏👏
Heartfelt emotions from first-time ATP finalist @BraydenSchnur 😢😍 pic.twitter.com/w7xpmjlhS2
シュナーも優勝が早く欲しいです。まずは目前に迫ったトップ100を目指します。
ブエノスアイレス(ATP250、クレー)
地元優勝が懸かっていたシュワルツマンでしたが、単複ともに決勝で敗れ、悔しい準優勝となりました。皮肉にも、ダブルスで一緒に出たティームとの準決勝は死闘。その後一緒にダブルス準決勝を戦い、翌日はシングルス決勝後ダブルス決勝。結果的には共倒れになってしまいました。
優勝したのはチェッキナート。すべてストレート勝ちでの優勝、尻上がりに調子を上げました。
チェッキナート、まだ賭博の印象が抜けないですがここにきて安定した強さを発揮しています。
昨シーズン全仏4強でブレイクしましたが、それ以降もこのように結果を出してきているのはすごい。クレー巧者が揃った250を勝ち切るのは簡単ではないです。
ティームは復帰1週目からシングルス4強、ダブルス準優勝とまずまずの結果となりました。日曜まで残ってしまったのが心配ですが、リオでは優勝を狙えそうです。
そして引退の迫ったフェレールは初戦ジャズーリに勝利。さらに2回戦のラモス=ビノラス戦でも先にMPを握りますがそこから逆転負け。かつて3度の優勝がある思い出の大会から去ることとなりました。
刻一刻と引退が迫っています。私にとっても大好きな選手で、今まで引退した選手の中で(年齢的にわかっていたとはいえ)一番ショックが大きい、辛い引退になると思います。長い時間引退行脚ができるだけ幸せなことなのですが。
2月長いなーと思ってたらもう3月になりそう…毎日頑張っていきます。