two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

フェデラー1000勝&デルポトロ2度目の復活!!

こんばんは。

 

書いてたブログが全滅、久しぶりにやってしまいました。

 

あと花粉症がもう始まってしまったようです。

古参の読者の方はご存じだと思いますが、昨年もマイアミの頃にひーひー言ってた私ですが、先週からのどの痛みが止まらず、かぜ薬も効かなかったので今日もう一回医者に行ったら「花粉症か黄砂かPM2.5のアレルギー系のやつです」と言われました。

 

毎年ひどくなってます。まずいなあ…これから4か月とか泣きそうです…

 

 

 

 

 

さて今日はブリスベンの決勝を振り返りましょう。

 

試合はフェデラーが6-4、6(2)-7、6-4でフルセットにもつれ込む激闘を制しました。

正直な感想ですがラオニッチ、これはすごいぞという所感です。

 

確かに結果としてはフェデラーにまた負けてしまったわけですが、試合内容としては250の決勝レベルの遥か上で、同じフェデラーに勝った昨年パリのQFの時よりも格段に良かったような気がします。

 

この日のラオニッチはストロークフェデラーと互角に戦っていました。エースの本数がフェデラーのほうが多かったことからも分かる通り、むしろサーブに助けられていたのはフェデラーのほうでした。

ラオニッチは回り込みのフォアハンドを決めていきました。

これまでですといくらフェデラーのバックハンドが弱いからと言っても、それ以上にラオニッチのバックハンドが弱いのでバック同士のラリーになった時にフェデラーに分がありました。

 

しかしその程度のラリーはもうラオニッチにはミスがなくなりましたし、さらに回り込みフォアから強力なショットを左右に打ちわけることで圧力をかけ、フェデラーの狙いを分散させ封じ込めてしまいました。

かといってフォア同士のラリーに持ち込んでも打ち負けません。むしろパワーはラオニッチのほうが上回っており、とにかく五分の勝負をしていました。

 

第2セットでフェデラーの1stサーブが入らなくなってブレークしたところからは、終始ラオニッチのほうが押していました。正直フェデラー負けると思いました。

 

惜しかったのは第3セット最後のゲーム、30-15からフェデラーがいいポイントで追いついた後のラオニッチの痛恨のダブルフォルト

ここまで要所はサーブストロークともによかっただけにもったいない場面でした。

 

結局最初のマッチポイントをフェデラーが取り勝負あり。僅差の試合をものしたフェデラーが通算1000勝、ツアー83勝目を手にしました。

 

1000勝はコナーズ、レンドルに続いて2人目で、ツアーレベルという明確な線引きができて以降では初の快挙です。

ナダルが700勝、ジョコビッチが600勝ですが彼らはこの記録に届くのでしょうか。またフェデラーが大記録を作りました。

 

 

 

 

 

さて第1週が終わりました。今週のトップ10の出場はないので、前哨戦の結果を見て全豪の現時点での優勝予想です。

私は前哨戦は結果よりも内容を見て判断するタイプなので、こうしました。

 

ジョコビッチフェデラー>バブリンカ>マレー≒錦織≒ラオニッチ>ナダルベルディヒフェレール>その他

 

ジョコビッチは全豪の成績もあり本命、対抗は第2シードでもあるフェデラーでしょう。

バブリンカはもっと低い評価にする予定でしたが、チェンナイを見る限り今年もあの快進撃を繰り返す可能性は十分です。

次のダークホース枠としてマレー、錦織、ラオニッチを挙げました。

マレーは肩が不安ですが、ムバダラの優勝に加えてホップマンカップでも調子を維持。荒れる可能性もある全豪で勝ち上がる可能性は十分にあります。

そして新世代の錦織とラオニッチ、それぞれウィークポイントであったサーブ、ストロークに向上が見られ、簡単に下位に負けない力を持ち始めました。

昨年のバブリンカのことがあります。5~8シードを手にした彼らが昨年8シードから優勝したバブリンカの再現をすることはなんら不思議な事ではありません。

ナダルは地力があっても、現状厳しいのでは…

GS未タイトルの実力者、ベルディヒフェレールはこれだけの群雄割拠のメンバーで優勝するにはなにか大きな変化がないと難しそうです。

ディミトロフはその他にまとめました。まあフェデラー戦を見ると何かを察しますね…

 

 

 

当然これらの予想はドローが出れば変わります。特にQFの対戦カードがカギと見ています。

ナダルはマレーを引くかどうかがカギです。錦織、ラオニッチには全勝(ただしマドリードは考慮すべき)、ベルディヒには17連勝中です。これらの得意先選手なのかマレーなのかは注目です。

あとはSFでフェデラーなのかジョコビッチなのかもカギです。フェデラーだと相性的にチャンスはありますが、ジョコビッチだと絶望的です。

 

 

 

 

 

そして今日は朝に朗報が入ってきました。強力な選手が一人帰ってきました、そうデルポトロです。

 

シドニーでの大会に実に約1年ぶりに復帰したデルポトロ、スタコフスキーにストレート勝ちです。見事な復帰戦勝利でした。

試合が終わった後泣いたということで、いかにこの勝利が大きかったかがわかります。

心配されたバックハンド(けがをした左手首を使う)でしたが問題なかったようです。公式にはヒッティング映像も公開されています。

 

次戦はフォニーニで、調子を落としているフォニーニに勝ってしまうようであれば、全豪も一気に上位進出が見えてくるところです。

 

デルポトロの復帰はこれが初めてではありません。全米優勝後の2010年に右手首のけがで離脱。治療に1年、ランキングを戻すのに1年かかりました。今回はまた無事にランキングを上げられるでしょうか。

 

 

 

 

 

さて明日明後日はランキング予測なんですが、週末からパソコンネット回線の届かない場所に1週間ほど旅立ちます。

え?全豪オープンを見に行くのかって?そんなわけないです。それなら最初に宣言してますよ堂々と。真面目な外出です。

ドロー発表は金曜日です、解説できるか怪しいです、あとランキング試算も相当厳しいです。

スマホはつながると思うのでコメントなどは機能しますし対応についてはコメント欄でちゃんと書きます。

 

ちなみに1,2回戦を見れる保証もないです。すいません、用事が用事なんで。最大限譲歩はしてみますが。

 

いろんな面で満身創痍ですが全豪も頑張りたいと思います。それでは。