two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

ATPランキング試算(2015ローママスターズ後)

こんにちは。

だいたい予想されたことですが私の方がガス欠になりました…

仕事過多でブログに回せる時間が作れませんでした。ちなみにまだマドリードの決勝が見れていません。

普段記事書くときは試合見て2時間、書くのに2時間で4時間かかります。マドリードのQFとSFは見返しながら書いたので計6時間です。

もう少し効率よく書けないのかと言われそうですがタイピングでのロスはあまりないのでこのスタイルを続けるならたぶんずっとこんな感じです。

TSDブログは比較的長めですが、これこそが論拠を明確にして一本の伝えたい内容が芯になって提示することができる方法だと思っているので。

さてマドリードの決勝は想像以上の結果となりました。マレー優勝。大会前にこの予想ができた人がどれくらいいたでしょうか。

この理由に関しては私は記事の掲載はやめます。見てないからです。そして今から見て書いたところで他の人の分析で十分な気がするからです。

ただこの影響でとんでもないことが起こりました。まずは月曜発表のランキングです。

QFが終わった後の唯一のパターンであったマレー優勝、ナダル準優勝によりラオニッチがキャリアハイの4位になりました。錦織と並びました。

既に来週には6位以下への転落が決まっています。1週だけですがラオニッチは今後ローマ360、全仏360、ウィンブルドン720、ワシントン500、カナダ180、シンシナティ360という厳しい失効地獄が待っており、逆に言えば現状のラオニッチは「いいとこどり」状態で、レースランキングでは他の選手と差がつけられています。

しかもナダルとラオニッチの差は180p。ちょうど3月のIWで対戦した二人。ナダルが勝っていれば勝って得られる180pはナダルに。そう、ナダルが4位、ラオニッチが7位だった可能性がたった1試合の結果が違うだけで起こりうる、今の上位集団の差は年間70試合程度こなすうちのたった1試合の結果で左右される程度の差です。

ただレースでは少しずつ差がついてますし、しばらくすれば様子は変わってくるでしょう。

そしてそのレースではマレーが大きな差で2位に躍り出ました。しばらく錦織以下の選手が捉えるのは難しいと思います。

もしかすると錦織3位に向けてのターゲットがフェデラーになる可能性というのもあると思います。

ちなみに錦織がキャリアでランキング上でフェデラーの上に立ったことはありません。すでに錦織がキャリアで上に立っていない選手は、ジョコビッチフェデラーのみとなりました。

さてラオニッチですが足の手術を行うことになりました。内容は専門ではないので詳しくありません。今のところ全仏微妙ということらしいです。

ただこういう時は比較的いいめの報道がされることもあるので、全仏欠場の可能性もあると思います。

しばらくは厳しいポイントディフェンスが待っています。普通にやっているだけでも8位転落は十分にあり得ます。

キャリアハイ達成は素晴らしいことですが、このあとその「いいとこどり」の部分がなくなっていきます。厳しい戦いを強いられるでしょう。

というわけで失効後のランキングです。

今週は昨年優勝のジョコビッチはあまり関係ないですが、準優勝のナダルは600pディフェンスがスタートです。

幸いにもボトムハーフに入ったので可能性は十分です。

しかし準優勝でも見た目上のランキングはラオニッチをかわすのみ。全仏第4シードには優勝が最低条件となり、さらに他選手の結果待ちです。ベルディヒ、錦織が8強以下である必要があります。

全仏第4シード争い残りの二人は錦織とベルディヒ。錦織はベルディヒより一つ上のラウンドで終えられれば第4シードです。

マレーも覚醒した今、第4シードor第5シードでは大きな差が出てくる組み合わせになってきました。重要な大会と言えるでしょう。

1位2位3位は確定しています。4~7位付近は先述の通りです。

レースランキングはちょっと待ってください。本当に申し訳ないです。それでは。