ATPランキング試算(2016ウィンブルドンのシードについて)②
こんばんは。
すでにQFも何試合か終わっていますが試算に移ります。
今週は上位勢が2大会とも大きく崩れる展開となりました。
棄権した錦織ですが、1回戦の足の気にしかたがいつもより強かったので、だめかなあという感覚はありました。
昨年はQFで厳しい試合を乗り越えてSFでは棄権負け。結局その怪我が回復せずウィンブルドンでは2回戦棄権負け。
全仏では4回戦で負けたことで一気に苦しくなったように、やはり本番はウィンブルドン。ウィンブルドンで活躍すれば前哨戦でのこの結果はチャラになり、おつりも来ます。
現状ではベストな判断と言っていいと思います。
そのほか、ワウリンカ、ガスケ、フェレール、ベルディヒが初戦敗退するなど大荒れ。上位勢ではトップシードのマレーとフェデラーが元気です。またキリオスに勝ち、内容も高い評価を得ているラオニッチが不気味です。
まずはエントリーランキングから。
ラウンドを合わせるため、先ほど終わった延期になっていたアグーの試合は加算し、8強が出そろった段階に揃えました。
ランキングの変動としては、ラオニッチが8位に復帰し、8位以上確定です。
ゴフィンは決勝まで進めば初のトップ10入りです。
そして気になるウィンブルドンのシード付けです。
実は今日勝つとシード帯が上がる選手は誰もいません。シード帯を上げるためには決勝進出が必要です。
一方32シードのシャルディーを(落ち)としたのは、今日のハレのQF、ズベレフとバグダディスの勝者がシャルディーを上回るため、確実にシード落ちが決まっているからです。
ズベレフは今日の試合に勝つと、GS初シード獲得となります。19歳で獲得となればすごいですね。
今日の結果で大勢が決まると思います。簡素ですがそれでは。