デ杯予選ラウンド回顧
こんばんは。
結局土曜日は全休、日曜の朝まで休みました。
このブログでもお伝えしておきますが、来週は徳島、再来週は愛知、その翌週は仙台にいます。2/11を除き、全休と言える日がありません。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません、引き続き発信活動が十分とは言えない時間が続きます。3/8までの辛抱です。
さてその3月8日はさいたまスーパーアリーナでWake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~ です
現在プレイガイドや一般先行でチケット発売中です。
#3月8日はSSA ←ファン内で広がっているやつ
#itstimetowin ←私の今年のスローガン
なにとぞよろしくお願いします。軽率に、どうぞ軽率に来てください。後悔することは100%ありません。錦織×フェデラーに並ぶような素晴らしいものが見れます。
この宣伝もあと一ヶ月です。最後なんで、こればっかりは宣伝させてください…
記事更新連発ですが、まずはデ杯回顧です。今回は予選ラウンドのうち、日本戦を除いた11タイについて振り返っていきます。
ブラジル1-3ベルギー(ウベルランジア、クレー)
ブラジルはホームでベルギーを迎えました。
先ほどの記事で書いた「ホームチームがアップセットを起こす」可能性が十分に考えられたカードでした。
ベルギーはゴファン不在。ブラジルが得意のクレーで躍動すれば逆転もあると思っていました。
初日を1-1で折り返し、匂いの漂っていたブラジルの大誤算はダブルス。メロ/ソアレスがなんとストレート負け。これで後がなくなったブラジルですがモンテイロが挽回できず敗戦。大きなチャンスを逃しました。
ベルギーはゴファン不在で本戦へ。ダルシスもいない中での本選進出は価値があります。2勝したコペヤンスの今後に期待です。
ウズベキスタンホームで迎えたこの試合も大きくもつれました。
初日セルビアが2連勝。決まったかに見えましたが、3連投となったイストミンが奮起。3、4ラバーで連勝し最終ラバーへ。
最終ラバーもファイナルセットまでもつれましたが、最後はクライノビッチがベーグルで決め、マドリード行きを決めました。
セルビアとしては相当厳しい戦いでした。本戦にジョコビッチは出てくるのでしょうか?
オーストラリア4-0ボスニア=ヘルツェゴビナ(アデレード、ハード)
戦前予想通り、オーストラリアがスイープアウト。完勝でした。
ミルマン、デミノーが確実に勝利し、ダブルスでもヒューイットを使わず勝利。ボスニアは頼みのジュムールがランクを落とし、力が足りなかったでしょうか。前身ルールから含めて初の本戦へ、来年こそ進んでほしいです。
インド1-3イタリア(コルカタ、芝)
インドがホームアドバンテージを活かし、芝コートを用意しました。インドにとって最高の条件と言えるでしょう。
苦戦も予想されましたが、芝巧者のセッピがそれを許しませんでした。ダブルスではお家芸のインドが勝ったものの、シングルスで力不足。イタリアが確実に勝利をものにしました。
それにしても、芝ベスト4経験あり、1番手のチェッキナートが干されているんですが、何があったのでしょうか…
ドイツ5-0ハンガリー(フランクフルト、インドアハード)
(ズベレフが出れば)本戦優勝候補のドイツがハンガリーを寄せ付けませんでした。
ズベレフ、今のところNAF優先ですが果たして出るのか出ないのか…
スイス1-3ロシア(ビール、インドアハード)
スイスはラクソネン、ダブルスで粘りましたが総合力で上回るロシアを破ることができず。フェデラー、ワウリンカの出場もなく、2014年優勝のポイントがなくなることで今後厳しくなります。新たなスターの誕生なしに、しばらく上位進出は厳しいでしょうか。
さてそんなスイスチームに明るい話題が出ました。ジェローム・キムという選手が15歳11ヶ月で出場。なんとダブルスで勝利しました。試合を見れなかったのでよくわかりませんが、今後の活躍に期待です。
デ杯のカザフスタン、健在です。
ダブルソウザ、エリアス擁するポルトガルに勝利。デ杯男ククシュキンが2勝。ソウザとのエース対決を制して本戦に進みます。
ホームでなくなることでカザフスタンのデ杯の力が発揮されなくなるのかどうか、本戦は注目です。
チェコ1-3オランダ(オストラバ、インドアハード)
決定打を打てる選手が不在。もつれると思いましたが、やはり初日は1-1で折り返し。
大きく動いたのは第3ラバー。ロソルとベセリを投入したチェコに対し、オランダはハースとロジェ。大接戦となった試合はファイナルセットタイブレーク9-7でオランダ。天王山のダブルスを制します。この激戦の影響か、ベセリが第4ラバーに出れず、メンバー交代になっています。
典型的な、ダブルスの結果がそのまま試合に影響したタイでした。
チェコはインドアハードの選択がどうだったのでしょうか。クレーでもよかったのではないかと思います。
コロンビアが史上初となるデ杯最上位グレードへの進出を決めました!!!
日本戦で初挑戦して以降何度も跳ね返されてきた入れ替え戦グレード。今回はホームでスウェーデンと、最大のチャンスでしたが活かしました。
ヒラルドもトップ30にいた全盛期から落ちてしまい、ファリャも引退。WG進出の道は閉ざされたかに思いましたが、前戦のブラジル戦から神がかり的な生還で2月シードを確保し、今回の勝利につなげました。
スウェーデンはイメール兄弟が不発。頼みのダブルスも機能せず、悔しい敗戦になりました。将来的に本戦常連国になる国です。かつての王国復活に期待です。
ティームが出場を表明していたこの2月タイでしたが、全豪の体調不良の影響で辞退。本戦でも勝ち上がれる力を持っていたオーストリアはまさかの敗戦となりました。
ダブルスではきっちり勝ったものの、シングルスで3敗。チリはエースのジャリーが2勝し、責任を果たしました。
そしてかつてF・ゴンザレスらとともに世界の頂点を目指し、現在チリの監督になっているマスーがこのリアクションです
Joining in the celebrations for 🇨🇱 - it's captain @massunico !!! 👨❤️👨 pic.twitter.com/r6bApbG5DI
— Davis Cup (@DavisCup) 2019年2月2日
本戦でも楽しみな一ヶ国です。
カナダはネスターが引退、ポスピシルが不在となり、若いシャポバロフとアリアシムの2人で回すベルディヒ・ステパネク方式を取りました。
案の定ダブルスを落としピンチとなりましたが辛くも逃げ切り。本戦でラオニッチが戻ってくれば上位進出もうかがえます。
スロバキアはクリザン3連投が実らず。あと一押しが足りませんでした。
これにより、デ杯本選進出18ヶ国は
イギリス
アルゼンチン(以上WC)
オーストラリア
日本
カザフスタン
チリ
カナダ
コロンビア
ロシア
ドイツ
イタリア
ベルギー
オランダ
セルビア(以上大陸勝ち上がり国)
となりました。
本戦は3ヶ国6つのグループに分け、各組1位6チームと、2位の中で上位2チームの8チームが決勝トーナメントへ。3位の中で下位2ヶ国が次回予選に出場できない?ようです。
ちょっとルールをまだ正確に把握できていませんが、本戦の組み分け結果が自分以外2ヶ国しかないので、かなりドロー運に左右されます。
シード状況などは確定しないとわかりません(そもそも、ランキングシステムはどうなっているのか?全く追いつけていません)。2/14にドロー抽選があるらしいので、じきにシードがアナウンスされると思います。
雑な計算ですが、今回の1stタイ開始前で日本以下のランキングの国、コロンビア、ロシア、オランダ、チリを上回り、カナダより日本の方が上に行きそう(あくまで2015年2月の日本戦のポイントが失効することが前提)なので、たぶん日本は13番手。はい。一番下のシード帯です…
これってもしかしてウズベキスタンが勝っていればシード帯上だったのでは
たらればはやめましょう。
失効から想定されるシード帯は
1グループ→クロアチア、フランス、アルゼンチン、ベルギー、イギリス、アメリカorスペイン
2グループ→アメリカorスペイン、セルビア、カザフスタン、ドイツ、イタリア、オーストラリア
3グループ→日本、カナダ、コロンビア、ロシア、オランダ、チリ
です。ある程度信頼度高いですが、間違ってても文句言わないでください。
シード帯が出てから再度議論ですが、マレーが不在濃厚のイギリス、ゴファン不在の場合のベルギーがやりやすそうでしょうか。フランス、クロアチアは絶対に避けたい。
2グループはあくまで補正がかからないことが前提のカザフスタン、ズベレフでない前提のドイツがやりやすそうでしょうか。避けたいのは層の厚いオーストラリア、スペイン、アメリカです。
計算が間違っていた場合日本が第2グループに入りますが、その場合の第3グループを吟味すると、コロンビア、チリがやりやすそうでしょうか。カナダ、ロシアは絶対に避けたい。
こう見るとどこでも結構タフですね。錦織が出た前提でどうか、といったところでしょうか。
五輪出場要件があるとはいえ、NAF出場後に出れるかって100%じゃないと思うんですよね。