two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

2019大阪杯 予想

こんにちは。

先週の高松宮記念イチローがサイン馬券だったなんて…

私がサイン馬券の存在を知ったのは有馬記念の時です。有馬記念は世相を反映したサイン馬券が出ることで有名です。私も平成最後だし天皇誕生日開催だから12月23日はサインまで読んで12レイデオロで勝負しました。1番人気は9回連対というデータ上の大幅な後押しもありました。なお結果は相手がいなかった模様…

そんな有馬記念も8-12-15で8+15=23、やっぱり天皇誕生日だったということでサイン馬券の読みは間違ってなかったのです。今回もイチロー関連の数字を考えたのですが、野球は数字だらけ。結局やめていつも通りにデータで勝負したらこれ。400万よさようなら…まあそういうもんですよね

余裕が出てきたらネタで500円以内でサイン馬券で遊ぶのも楽しみ方なのかなと。
競馬の楽しみ方って人それぞれでいいですよね。まだ現地にはそんなに行ったことないけど、気候のいい時期に芝で寝れるのはいいなと思います。

というわけで高松宮記念は、私の馬券スタイルではミスターメロディを単複で買う以外当たるわけがなかった。あんなに内だけ流れる馬場とか予想できないわ…
単勝万馬券の馬は過去10年馬券に絡んでいませんでした、というわけで余裕で消してました

 

さてG1は1分け1敗なのでまだまだこれからです。

今週は春の中距離G1、大阪杯です。

正直去年の宝塚よりは上で、秋古馬三冠よりもひょっとしたら上というくらいメンバーが揃っていると思います。要するに私が競馬始めてから最大のドリームマッチです。

実際最初に買ったダービーの馬券に入っていたワグネリアンエポカドーロと思い入れのある馬に加えて、秋競馬で多大なお世話になったキセキ、サングレーザー、ステルヴィオペルシアンナイトと、4歳5歳世代の多くが出走しています。ということで現地にいます(このブログが上がっている頃にはいるでしょう)。

  

でレースの方も非常に難解です。今期初戦の馬が多いうえに、展開が読みやすい分逆に難しいという印象です。キセキ、エポカドーロ、スティッフェリオが逃げてダンビュライト、アルアインも前目。隊列の想定はしやすいですが、何せG1馬8頭。重賞ウィナー13頭。いかなる結果も想定できますが、おそらくある程度点数を絞って買わないとトリガミです。なのでこのレースの馬券を買う人は自身の競馬観、馬券力が存分に試されるレースとそんな風に私は思っています。

 

とはいえ本命はこの馬です。

ワグネリアン

迷いなしです。そのために現地に行くようなものなので。私がレース見てからは2戦2勝だし(圧倒的統計数の少なさ)

ただ展開や馬ごとのデータ、ここ最近の動向などから根拠を考えることはできます。今回はレースデータは無視して私なりの有力馬評価を基に予想を立てていきます。

 

 

まずアルアインですが相手なりに走るという印象で、ベストのレース設定でどう活きるかというところですが、メンバーが強いので抑え止まりです。

 

エアウィンザーは魅力的ですね。近年叩きのレース群の中で本番の結果が一番いい金鯱賞組で出走内最先着馬。馬柱も汚れていないし、買いたくなる一頭ですがここの問題は鞍上だけ。過去本人が2勝しているレースですが、とにかく最近の浜中は買いたくない。ただそれだけです。そうは言っても2000はこの馬にとってベストですし、まあ普通に考えて私が推奨する上位2頭に続く評価で▲です。

 

エポカドーロですが鞍上です。鞍上戸崎圭太が西の重賞に弱いのは有名ですが、それならじゃあなんで先週シャケトラ持ってこれたのかという話になります。そこで近年の戸崎圭太京都阪神重賞の勝ち鞍を振り返ってみると

19阪神大賞典・シャケトラ
18シンザン記念・アーモンドアイ
16京都新聞杯スマートオーディン

といった、馬の力が違って勝ったというようなレースばかりです。
叩きの中山記念の結果を見ても分かりますが、ジョッキーの腕でひっくり返せそうな馬の状態ではないです。したがって中山記念組だけで上位に数頭いるエポカドーロは厳しい。

 

続いてキセキですが、気になるのは使い方。昨年春に海外遠征の影響で大崩れし、取り戻すのに半年かかりました。

今回秋で4走し、叩きから秋古馬3冠レースをすべて走り抜けたのは立派ですが、反動は必ずありそうです。有馬は外枠から無理に逃げたのもあってお釣りが残ってない感じでした。調子のよかった秋競馬でも差し馬に1~2頭差されていますし、今走は厳しい。消してもいいかもしれません。直前まで悩むと思います。

 

G1馬ではないもののほぼG1馬と言っていいサングレーザーは、2000までなら適正範囲内。展開が向けばという感じで、ミナリクなのが若干気がかりです。△~抑え程度の評価。実力の割にG1取ってないのもあって報道も少なく、狙ってる人も多いのでは。まるで某チェコの男子テニス選手のようです。

 

ステルヴィオは単穴予想です。鞍上の丸山にここのところいい馬質が回ってきています。馬の方も昨年春は苦しい戦いでしたが、秋に本格化。ただ叩きの中山記念の内容が悪すぎるのが…20発も鞭打っちゃいけないでしょ…
しかしスプリント力はこのメンバーでもトップクラスなので、展開が向けば一気に飛んできます。2000の距離をどうごまかすか(適正は間違いなくマイル~1800です)もポイント。

 

そして想定1番人気のブラストワンピースですが、私は疑っていきたい。
昨年から期待され、ダービーでは2番人気。しかし5着に終わり、菊花賞でも4着。それ以外はすべて1着ですが、私の印象としては期待先行の印象です。

おそらく1番人気の根拠は秋古馬3冠の主役レイデオロとキセキに勝った印象だと思うのですが、このレースの最大のファクターを忘れてはいけません。

3歳馬(当時)は、1頭しか出ていなかった

有馬記念は斤量差があります。古馬初戦、2キロの斤量差がなくなり、さらに秋以降の同世代とのリード分を比較できない以上、疑わざるを得ないです。印を回さないというほどでもないのですが、軽い印しか打ちません。

 

ペルシアンナイトははっきりと叩き良化型です。前走は馬券から外して見事的中。叩きのG2G3は4戦連続馬券外。一方本番のG1では馬券内に食いこんできます。また京都阪神中山の時計回りではすべて馬券内。この叩きからの逆転は容易とみます、私は対抗〇です。

 

京都記念組は泣く泣く切りました。ダンビュライトも復活傾向ですが3歳春の段階でも他の同世代有力馬に直対で勝てていなかったので。松若くんもG1馬券内は時間かかりそう。マカヒキも頑張ってほしいですが叩き3着では本番は…有馬記念が思い出されます。唯一怖いのは乗り替わりのステイフーリッシュですが、この辺りは切らないと点数が増えちゃうので泣く泣くカット。

スティッフェリオは去年のトリオンフ枠ですが、この馬については鞍上丸山の効果が大きく、今期重賞馬券内なしの田辺(AJCCで飛ばしたの未だに許してない)への乗り替わりが大幅にマイナス。さすがに消しです。ムイトオブリガードははっきり力不足。騎手の腕でどうにかなる差ではない。

 

というわけで

ワグネリアン
ペルシアンナイト
▲エアウィンザー
△ブラストワンピース サングレーザー
ステルヴィオ
抑キセキ アルアイン
エポカドーロ

 

抑えが多すぎでは

 

逆にワグネリアンを◎にできる根拠は?と聞かれそうなので説明します

ポイントは過去7戦の戦績です。

敗れた2戦は中山、他は全勝しています。

ディープ産駒ということで府中との相性はよく、おそらくこの馬の最適性レースは天皇賞秋(東京2000)です。
産駒特徴に加えて過去のレースの内容から、2400のダービーディスタンスはちょっと長い傾向にあると思います。1800~2200が適正距離と思っています。

阪神への適性を疑う声も出ていますが、これは問題ないでしょう。適正より長い距離だった神戸新聞杯で、のちの日経賞ワンツーであるエタリオウとメイショウテッコンを封じ込めています。しかも主戦ではない藤岡康太でです。このレースがタフで秋全休を決める結果となってしまった可能性はありますが、阪神で走れない理由がありません。野路菊ステークスでも完勝しています。

他にネガティブなところとしては、間隔の長さだと思います。
ただこれは陣営の言葉を信じたい。ノーザンの使い分け諸般の事情により調子が上がらなかったので天皇賞を回避、本来は出れる立場だったと思いますが、近年のダービー馬が海外遠征やら使いすぎで一気に調子を落として復活できないケースも相次いでいるので、大事に扱われたものと思っています。実際有馬はコース+距離で適正外なので、当時回避で助かったなと思っていました。

強い4歳世代の最前線にいる馬です。復帰戦も難なくこなしてくれるはずです。長期休養明けでもシャケトラ、ダノンプレミアムが圧勝しました。今の競馬は休み明けでも走る。直行ローテが増えています。この馬も今年のこの流れに乗れるはずです。

あと2枠2番は大阪杯の枠番傾向から心配要素かもしれませんが、私がここ1年枠番データに泣いてきたというのもあるし、枠番データって人気と脚質までちゃんと見てからでないと有効なデータではないと思ってるんですよね。

だいたいこの馬はダービーで不利の大外から完璧な競馬をして適正外距離で勝ってるので、枠で語っちゃいけないと思うんですよ。それで人気が落ちるならむしろいいかなと。

それに鞍上福永さんは今期G1で2回とも2枠を引いて、その結果は3着1着。あと重賞でもインディチャンプとかウーリリを持ってきています。むしろ好走データなのでは?とさえ思います。迷わず突っ込みます。

 

買い目は悩ませてください。とはいえ、ワグネリアンが絡まない馬券は買わないつもりです。たぶん発走前にTwitterにアップします。