ATP race to Tokyo(3月2日付)
こんばんは。
昨日に引き続いて3/2付けのrace to Tokyoです。
3/2はドバイ、アカプルコ、サンティアゴの3大会などの結果が追加されました。
早速表を見ていきましょう。
なお、読者の方からの指摘により、フチョビッチとバラズスの国別ランクを逆にしていたことに気づきました。大変申し訳なかったです。今回から修正されています。
ドバイでジョコビッチ、アカプルコでナダルがそれぞれ優勝し、上位勢安泰の結果。あまり大きな変動は起きていません。
気になるのは2位争いで、race to Tokyoは実質全仏後のランキングを示唆している表。つまり、メドベデフに2位挑戦のチャンスが来ているということです。
ただ4月からはご存知の通りクレーシーズン。ターゲットになるナダルの独壇場です。メドベデフはIW、マイアミの2大会で一旦2位に躍り出て、クレーで粘りながら僅差に持ち込んで、WBの失効でとらえるというイメージになりそうです。
そういった意味でもアカプルコのナダル優勝は大きい。BIG4が15年間守り続けている2位の聖域。果たして今年中に破られるのか、守り切るのか、注目です。
アカプルコ優勝のフリッツはこれで当確ラインへ。さらに表の上ではアメリカナンバー1になりました。
2016年に錦織との決勝を戦ってから色々とありましたが、ようやくアメリカを代表するテニス選手になったというのは嬉しいですね。
その他、ポールが躍進。デ杯の出場もあって五輪が見えてきました。
サンティアゴではワイルドが優勝し、初めてリスト入り。今後の結果次第では五輪もあるかも。デ杯にも名を連ねています。
準優勝のルードはボーダー想定の800pを突破。ちなみに、お父さんは1996年アトランタ五輪に出場していて、親子二代出場が見えてきました!
また、ボーダー争いでは嬉しいニュース。内山がドバイ予選を勝ち上がり、本戦でも1勝。貴重な65ポイントを手にしました!
65ポイントはチャレンジャーではなかなか稼げないポイント。本戦でPRのルーに当たったのは正直ラッキーでしたが、きっちり活かしました。
600ポイント台に到達し、当面のトップ100以上は確定。チャレンジャーで稼ぐか、ツアーにチャレンジしていくか難しいランキング。加えてコロナウイルス関連で遠征への制限がかかりそうで、内山の動向には注目です。
3/9付けは月曜日に更新です。チャレンジャーの結果が一部更新されるだけですので、3/2と大差ないと思います。どちらかというと、オリンピック出場のためのデ杯出場回数の表のアップデートの方が重要になりますね。それでは。