ATPランキング試算(2016ウィンブルドンのシードについて)③
こんばんは。
すでに準決勝が始まっていますが、ウィンブルドンのシードについて、今日もやっていこうと思います。
SFのメンバーが出揃い、面白いカードとなりました。
クイーンズではマレーがフルセットに持ち込まれるもエドムンドに勝利。エドムンドはキャリアハイ更新が確定しています。
チリッチは手堅く4強。実力者が今年も芝で活躍しています。
好調ラオニッチはダブルヘッダーとなったバウティスタ=アグーを寄せ付けませんでした。
トミッチは久しぶりの好成績になりそう。ブリスベンSFで好ゲームを見せたラオニッチとの再戦を決めました。
一方ハレではドイツ勢が躍動しています。
コールシュライバーは連戦がたたって棄権となり、ティエムがSFに進出しました。
ただティエムもこの2週間コールシュライバーと同じスケジュールなんですが…本当に頑丈です。
フェデラーとゴフィンの一戦は、フェデラーが第1セット快調に飛ばしたものの、第2セットは譲り合いの展開となり、最後はフェデラーが取ってストレート勝ち。
ゴフィンはフェデラーに対するリスペクトの意識が強すぎるのでしょうか。2セット目のリードしたカウントでのプレーが悔やまれます。
マイヤーはセッピを退けました。昨年決勝のセッピにストレート勝ちということでかなり調子がいいようです。ランキングも大きく戻し、復帰をアピールする結果となりました。
そして今週はこの人、ズベレフです。バグダディスにストレート勝ちし4強。暫定31位となり、19歳にしてウィンブルドンのシードを確定させました!
今日のフェデラーとの対戦は非常に楽しみです(執筆現在試合中)。
まずは暫定のランキングです。
トミッチが19位に上がり、次も勝つと豪州選手1位の座に戻ります。
そして注目のウィンブルドンのシードです。
マイヤーは優勝してもシードのラインに届かないため、シードを獲得する32人は確定しました。
次点はシャルディー、フォニーニ、ラモス=ビノラスの順です。
1~4シード、29~32シードはシード番号も確定しました。ズベレフ敗退の場合、20シード以下が確定します。
今日ズベレフが勝つと、一気に24シードになります。シード帯を上げることとなり、4R進出の可能性も広がります。
トミッチは今日勝つと15シードとなり、シード帯を上げます。この場合、芝ポイントで同点のキリオスとシモンは16シードと17シード、明暗が分かれます。
ウィンブルドンのシード規定は公式HPにある簡素な説明しかなく、同点の場合の順位付けがわからないので、どうなるのでしょうか…
8シードをめぐる争いは過熱しています。きょう決定です。
チリッチは今日勝つしか道がありません。
ティエムは今日勝つと8シード以内を確定させます。
チリッチ〇、ティエム〇→ガスケ9シードに
チリッチ〇、ティエム×→ティエム9シードに
チリッチ×→チリッチ9シードに
現在17~24シードと25~32シードのメンバーは、芝コートの適正と最近の成績からすると大きな差があり、なんとしても8シードを取りたいところです。
SF終了後のアップデートはしません。次は週明けの情報となります。