two-set-down新章

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スポーツナビブログ「とらきちの悠々自適生活」 「two-set-down」に続く3代目のブログ。two-set-downのブログの記事の置き場も兼ねる。

マスターズチャレンジリターンズ2018・上海運営用記事

こんにちは。

マスターズチャレンジリターンズ2018、第8戦の上海の予想投票がオープンしています。

OOPが出て、日曜日に試合が始まるということで締め切り時間は日本時間10/7(月)午後1:00です。記事投稿段階(AM1時半)でもう11時間半しかありません。

 

総合優勝を狙っている方は、絶対に忘れないようにしましょう。

 

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【week preview】2018week37ドロー解説(デ杯SF・入れ替え戦プレビュー)

おはようございます。
week preview、デ杯ばっかりじゃないですか?

 

はい、早速行きます。
今週はデ杯準決勝と入れ替え戦です。
今年は入れ替え戦(world group play-off)と銘打ちながら、2019年に新制度に移行するため、勝ったら即WG昇格・残留とはなりません。
来年以降、実質的に2月のタイが予選ラウンド(Davis Cup Finals Qualifing)、11月(または9月)が決勝ラウンドとなります。
2月の予選ラウンドへの進出条件は国によって異なります。予選ラウンドへの条件についてはデ杯ランキング試算で詳細に解説します。(金曜夜~土曜朝を想定)

全てに慣れるまでには数年かかりそうですね。

 

それではドロー(およびオーダー)の解説です。

左がホーム、数字はシード番号です。

WG準決勝

[1]フランス×スペイン(リール、インドアハード)

フランス
プイユ
ガスケ
ペール
ベネトー
マウー

スペイン
カレノ=ブスタ
バウティスタ=アグー
ラモス=ビノラス
F・ロペス
グラノジェルス

R1 ペール×カレノ=ブスタ
R2 プイユ×バウティスタ=アグー
R3 ベネトー/マウー×グラノジェルス/ロペス
R4 プイユ×カレノ=ブスタ
R5 ペール×バウティスタ=アグー

 

2014年決勝と同じ会場、リールにスペインを迎えるフランス。4年前はフェデラー対策でクレーを選択しましたが、今回はナダル(およびクレーコーター)対策でインドアハードを選択。
そのナダルは欠場し、決定的に2勝できる選手は両軍不在。総力戦の様相です。
注目はフランスのベネトー。全米オープンで引退することが発表されていたものの、緊急招集。キャリアが2週間延長されることになりました。最後の試合を勝利で飾れるか。マウーとのベテランコンビという素晴らしい組み合わせになりました。
また、スペインのポイントはアグー。デ杯と相性が悪く、ランキングが下の選手にも何度も取りこぼしています。全米では力なく敗れており、彼のプレーが大きくタイの勝敗に影響してきそうです。

 

 

[4]クロアチア×アメリカ(ザダル、クレー)

クロアチア
チリッチ
チョリッチ
スクゴール
パビッチ
ドディグ

アメリ
ソック→ハリソン
ジョンソン
ティアフォー
クエリー
マイク・ブライアン

R1 チョリッチ×ジョンソン
R2 チリッチ×ティアフォー
R3 ドディグ/パビッチ×ブライアン/ハリソン
R4 チリッチ×ジョンソン
R5 チョリッチ×ティアフォー

意外にもクロアチアの4戦全勝というカード。今回もクロアチアが有利です。
全米ベスト8のチリッチ、ベスト16のチョリッチがシングルスを務め、GS優勝経験のあるパビッチとドディグのダブルス。死角なしです。
対戦相手のアメリカ対策でクレーコート選択にしているのもプラス。
アメリカはGS2連勝中のブライアン/ソックに活路を見出すしかなかったのですが、そのソックがけがで欠場。ソック大復活でシングルスも取る目も消えてしまい、厳しいマッチアップです。

 

 

入れ替え戦

[1]アルゼンチン×コロンビア(サンファン、インドアクレー)

アルゼンチン
シュワルツマン
ペリャ
ゼバジョス
ゴンザレス

コロンビア
ガラン
ヒラルド
ロドリゲス
ゴメス
メヒア

R1 シュワルツマン×ヒラルド
R2 ペリャ×ガラン
R3 ゴンザレス/ゼバジョス×ゴメス/ロドリゲス
R4 シュワルツマン×ガラン
R5 ペリャ×ヒラルド

南米対決となったカード。意外だったのはコロンビアのメンバーにカバル/ファラーがいなかったこと。シュワルツマン擁するアルゼンチン相手にほぼ勝利は絶望的か。

 

 

[2]イギリス×ウズベキスタングラスゴー、インドアハード)

イギリス
ノリー
クラーク
エバンズ
ジェイミー・マレー
イングロット

ウズベキスタン
イストミン
カリモフ
FAYZIEV
SULTANOV
DUSTOV

R1 エバンズ×イストミン
R2 ノリー×カリモフ
R3 イングロット/マレー×FAYZIEV/イストミン
R4 ノリー×イストミン
R5 エバンズ×カリモフ

2016年優勝のイギリスは厳しい戦いを強いられます。
復帰途中のマレーが当面の5セットマッチの出場を断念。デ杯に出れないことを表明する声明には心動かされるものがありました。
会場のグラスゴースコットランド。協会側もマレーの出場を心待ちにしていたはずです。
さらにマレーに代わってイギリストップに立ったエドムンドもけがで欠場。シングルス1番手はスペイン戦で彗星のようにデビューしたノリーと、やや不安が残ります。
一方のウズベキスタンもゾーングループからイストミンが一人で頑張ってきているチーム。決定力に欠きます。
力通りならばわずかにイギリス有利ですが、デ杯の魔物が顔を出しそうな予感がします。最終ラバーまでもつれれば全く分かりません。

 

 

オーストリア×[3]オーストラリア(グラーツ、クレー)

オーストリア
ティーム
ノバーク
ジェラール・メルツァー
ユルゲン・メルツァー
マラック

オーストラリア
ミルマン
デミノー
トンプソン
ピアース
ヒューイット

R1 ティーム×トンプソン
R2 ノバーク×デミノー
R3 マラック/ユルゲン・メルツァー×ピアース/トンプソン
R4 ティーム×デミノー
R5 ノバーク×トンプソン

入れ替え戦屈指の好カード、オーストリアとオーストラリアのカードです。
今回ゾーングループから勝ち上がった国の中で最も入れ替え戦を勝てるポテンシャルを持っているオーストリア。エースのティームがホームのクレーコートで躍動すれば、2勝は堅いでしょう。
ここから3勝目を巡る攻防が熱い。オーストラリアはキリオスを欠いたものの、全米ベスト8に入ったミルマン、ベスト16のデミノーと強力な2名を揃えました。ただ、そのミルマンは現在リストになし。
これは、疲労による温存策と思われます。トンプソンを第1ラバーに当ててこのラバーを捨てて、第5ラバーでメンバーチェンジして確実に取りに来るのではと思います。そして、ダブルスでは恒例の代打俺があるか。レジェンド、レイトン・ヒューイットに出場可能性あり。
オーストリアの2番手ノバークはオーストラリアのシングルスには対抗できそうもないです。ダブルスが実質的な天王山になりそうです。

 

 

[4]スイス×スウェーデン(ビエール、インドアハード)

スイス
ラクソネン
ハスラー
ポール
BELLIER
MARGAROLI

スウェーデン
エリクソン
BERGEVI
MRIDHA
GORANSSON
リンドステッド

R1 HUESLER×エリクソン
R2 ラクソネン×MRIDHA
R3 BELLIER/MARGAROLI×エリクソン/リンドステッド
R4 ラクソネン×エリクソン
R5 HUESLER×MRIDHA

スイスは例年通りフェデラーとワウリンカが不在。さらにスウェーデン入れ替え戦に上がるまで大活躍だったイメール兄弟を欠きます。
正直に言って、どうなっても全く不思議ではないです。全くの五分です。
ここ数年、WGから落ちてもおかしくないメンバーでありながら対戦相手に恵まれてきたスイスですが、来年は2014年優勝のポイントが完全に失効します。今回残留できないと今後の活躍は相当厳しいです。

 

 

[5]セルビア×インド(クラリェヴォ、インドアクレー)

セルビア
ラジョビッチ
ジェレ
KRSTIN
ミロジェビッチ
ペトロビッチ

インド
ラマナジャン
GUNNESWARAN
MYNENI
BALAJI
ボパンナ

R1 ジェレ×ラマナジャン
R2 ラジョビッチ×GUNNESWARAN
R3 ミロジェビッチ/ペトロビッチ×BALAJI/ボパンナ
R4 ラジョビッチ×ラマナジャン
R5 ジェレ×GUNNESWARAN

セルビアジョコビッチ、トロイツキらを欠きますが、ハード文化の強いアジアのインド相手にホームのクレー選択ということで、ある程度勝ちが計算できそうです。インドはラマナジャンが2勝し、ダブルスで取るしか方法がないか。

 

 

[6]カナダ×オランダ(トロント、インドアハード)

カナダ
ラオニッチ
シャポバロフ
ポスピシル
オージェアリアシム
ネスタ

オランダ
ハース
GRIEKSPOOR
デバッカー
ロジェ
ミドルクープ

R1 ラオニッチ×デバッカー
R2 シャポバロフ×ハース
R3 ネスター/ポスピシル×ロジェ/ミドルクープ
R4 ラオニッチ×ハース
R5 シャポバロフ×デバッカー

WG国同士の入れ替え戦。厳しいマッチアップが続きます。
カナダはデ杯上位進出も狙えるメンバーを揃えてきました。一方オランダもこのメンバーであれば(普通の対戦国なら)入れ替え戦に勝てるメンバーです。
注目はカナダのネスター。ダブルスの名手として長らく活躍してきました(46歳!!!)が、このデ杯で引退することを発表しています。最後の試合を勝利で飾ることができるか。パートナーのポスピシルは責任重大です。わずかにカナダ有利か。

 

 

ハンガリー×[7]チェコブダペスト、クレー)

ハンガリー
BALAZS
VALKUSZ
PIROS
NAGY
BORSOS

チェコ
ベセリ
ロソル
パブラセク
JEBAVY

R1 PIROS×ベセリ
R2 VALKUSZ×ロソル
R3 BORSOS/NAGY×JEBAVY/パブラセク
R4 VALKUSZ×ベセリ
R5 PIROS×ロソル

ハンガリーはホームでゾーン勝ち上がり国のチェコを迎えますが、大黒柱のFucsovicsが不在。非常に厳しい戦いを強いられます。
チェコベルディヒがデ杯引退を発表してから初めての入れ替え戦。ステパネクも引退し、優勝メンバーがいなくなりましたが、先輩の力を借りずに新世代でWGに向かえるか。

 

 

[8]日本×ボスニア・ヘルツェゴビナ(大阪、靭テニスセンター、ハード)

日本
ダニエル太郎
西岡良仁
内山靖崇
綿貫陽介
マクラクラン勉

ボスニア・ヘルツェゴビナ
バシッチ
ブルキッチ
ファティッチ
ボジャノビッチ

R1 ダニエル太郎×ブルキッチ
R2 西岡良仁×バシッチ
R3 内山/マクラクラン×バシッチ/ブルキッチ
R4 ダニエル太郎×バシッチ
R5 西岡良仁×ブルキッチ

組み合わせ発表時は日本にとって苦しい対戦になることが予想されたが、ボスニア・ヘルツェゴビナにとっては直前にショッキングなニュースが流れてきました。ウィンストン=セーラムの大会中にエースのジュムールが負傷。全米初戦で力なく敗れると、けがの影響でこのデ杯も欠場が決まりました。
これで展開は大きく変わり、日本が大きく有利となりました。
選手権監督であるブルキッチはチャレンジャーレベルの選手。また、バシッチもソフィア優勝が際立ちますが、それ以外のツアー成績はパッとせず、特に現在ツアーレベル7連敗中。USハードコートシーズンでは精彩を欠いています。
また、層の厚さでも日本が上。3連投が必須条件になっているボスニアに対し日本はきっちりそれぞれのメンバーが仕事を果たす形に。体力面でも有利に立ちます。
第1ラバーをきっちり取り、理想的には次の第2ラバーで西岡がバシッチに勝てば相当楽に進められます。
今回の日本チームは全員がキーマンです。初めてエースとなったダニエルが仕事を果たせるか。2月の盛岡で不在だったムードメーカー、西岡の試合内外での役割。ダブルス2名は今回は固定です。確実にデ杯初勝利を(相手が強すぎて、実は0勝2敗だった)。初召集の綿貫も有効ラバーでの出番はないでしょうが、将来の日本のために選出された逸材。献身的なサポートに期待したいです。

日本は敗れると最悪2月の予選ラウンドに進めなくなります。確実に勝利を。盛岡での借りを返しましょう。

 

会場に行かれる方、何度も繰り返しになりますが声出しお願いいたします。
応援で流れは作れます。最後にプレーするのは選手ですが、お膳立ては出来ます。
雨で空気もよどんでいることでしょうし、度重なる中断も予想されます。お客さんも含めてすべての関係者が気力・集中力でこの入れ替え戦を乗り切ってくれることを願っています。

 

私は明日から参戦です。この記事を書いたら仕事に出ます。それでは。

銀世界に落とした、大粒の涙(2018デビスカップ1R)その1

勝てるという、確信があった。

 

2018年、国別対抗戦デビスカップ(以下デ杯)。日本の優勝の足掛かりとなる一戦、ワールドグループ1回戦、イタリア戦を前にした私は自信のさらに向こう、確信に満ちていた。

 

錦織圭のキャリアを語るにあたって、全米オープンやワールドツアーファイナルズ(現・日東ATPファイナルズ)、オリンピックでの実績はもちろんだが、デ杯での成績も同列に語られてほしいというのが私の願いだった。

事実、BIG4は時間こそかかったものの、全員がデ杯の優勝を経験した。また、ベルディヒ、ツォンガ、デルポトロといったトップ10在位の長い選手もほとんどが優勝を経験し、28歳以降の選手で優勝経験がないトップ選手は錦織とチリッチくらいだ。しかも、チリッチは準優勝を経験し、今年は優勝に手が届くかもしれない。片や錦織はベスト8が1回だけ。奇妙なほどにこの成績は低い。

 

そうなってしまった原因ははっきりしている。ここで改めてデ杯での勝ち方を考えてみよう。

デ杯のルールはシングルス4試合、ダブルス1試合。先に3勝したほうが勝利となる。

対戦方法は

第1ラバー A国シングルス1番手×B国シングルス2番手

第2ラバー A国シングルス2番手×B国シングルス1番手

第3ラバー A国ダブルス×B国ダブルス

第4ラバー A国シングルス1番手×B国シングルス1番手

第5ラバー A国シングルス2番手×B国シングルス2番手

※第1ラバーと第2ラバーの順番は抽選

 

さて、このようなルールで片方の国が勝つ方法は何があるだろうか?

基本となる考え方として、シングルス1番手のエースが2勝することを軸とするものがある。この2勝を確実に取って、他で残り1つを取る。残り1つの取り方は2通り。ダブルスで取るか、シングルス2番手対決に勝つ。

ダブルスにシングルスで出場した選手が出ても構わないので、エース錦織を軸とした日本チームの勝ち方は次の3通り

①錦織がダブルスにも出場して、3連勝する

②明確なダブルス専門のペアが誕生し、ダブルスで勝つ

③2番手シングルス選手が成長する

 

2017年前半までは、このどれも難しかった。

デ杯は5セットマッチ。グランドスラムであれば中1日で進行するところを、シングルスーダブルスーシングルスと3日連続で試合をするのは酷だ。①のパターンで勝ったこともあるが、毎回これを錦織にやらせるには無理がある。そして長らく日本デ杯のウィークポイントであった、ダブルス専門、2番手シングルスの不在。2勝まではできてもあと1勝が遠い、そんな状況が続いた。

 

この試合の結果と、ここまでに至る6年間のもう少し詳細な背景、言うなれば「表の要素」については、以前私がNumberに寄稿したこちらの記事を参考にされたい。https://number.bunshun.jp/articles/-/829851

 

2017年後半、事態は一変した。シングルス2番手候補としての杉田、ダニエル、西岡の成長。救世主として現れたダブルスの名手マクラクラン。一気に日本は勝てるチームへと成熟した。3勝目がどこからでも狙えるチームになった。

 

ここからはNumberに書いてないことである。

私は、デ杯を優勝するために必要なことが3点あると思っている。

 

1つ目が、シードの確保。

16チームで行われるワールドグループのトーナメント。シードは8本ある。これは、16ドローなら4シードが普通な他のテニスのトーナメントとは違う。ノーシードならば初戦は必ず格上。逆に言えば、シードになれば初戦は必ず格下相手になる。

シード国にはフランス、スペイン、アメリカといったテニス強豪国が名を連ねる。ベストメンバーで日本が戦っても、完敗するような相手国もいる。

そして、現行制度ではワールドグループの勝利ポイントは大きく、1度勝てば翌年は高確率でシード、ベスト4以上に行けば、それだけで2~3年シードが取れることもある。

まずこのシードを獲得することが、日本の優勝確率を大きく上げることにつながる。

 

2つ目が、戦力の厚み。

先ほど3勝するために、という話をしたが、現実的には毎回きわどく3勝を狙うようなチームは負ける。相手は同じように勝ち方を考えているし、自国の選手が常にベストな状態であるとは限らないからだ。

目安として、ベストメンバーでない状態でワールドグループ1回戦を戦い、フルメンバーの国相手に勝ち上がれるレベルというのが一つの基準になってくると私は考えている。

今回のイタリア戦は、まさにそんな状況だった。日本は復帰途中の錦織、西岡を欠いた。一方イタリアはベストメンバー。ただ相手を眺めると、勝つことは決して不可能ではないと思っていた。今回日本のエースとなった杉田はトップ50(当時)。1番手で50位以内の選手を揃えられる国も限られている中、日本には錦織だけじゃない、2人目がいる。チャンスはあった。

 

3つ目が、運。

最後に運かよ、というツッコミを食らいそうだが、デ杯には運の要素は確実にある。

そもそもホーム&アウェー方式なんて不平等もいいところだし、サーフェス選択、相手国選手を自国の僻地へ移動させることもできる。また、ケガでトップ選手が欠場することも多く、せっかく快進撃を続けても一人欠けたら一気にチームが弱体化することもあり、そんな相手に当たれば楽に勝てることもある。

今回の日本には、運も向いていたと思う。シード国の中では比較的力の落ちるイタリア、さらに暑い国の選手と2月の雪国での対戦、インドアハード。日本のホームを生かした条件作りもできていた。

 

そしてもう一つ、優勝とは関係ないファクターがあった。それは私がデ杯を現地で見たタイ(1つの対戦カードのこと)では3戦全勝だったこと。

勝つことは簡単ではないタイばかりだった。

2013年9月は直前に錦織が全米初戦敗退。エースの不調という最悪の状態だったが添田の奮闘、エース錦織貫禄の復活で辛くも3-2でコロンビアを下した。

2016年9月は直前の全米で相手国のマルチェンコがベスト16。さらに五輪全米と蓄積疲労のたまっていた錦織がシングルスを回避。条件は厳しかったが酷暑の大阪で粘り勝ちを見せた日本が初日で流れを作り、ウクライナの初めてのワールドグループ入りを阻んだ。

2017年9月は、入れ替え戦で最も当たりたくない強豪国ブラジルとの対戦。シングルストップ100複数、ダブルスはグランドスラム優勝経験のあるメンバー。厳しい戦況だったが、杉田の奮起で結果を掴んだ。

 

しかも今回は初めてとなる3日連続、タイすべての日程に参戦。

勝つために、盛岡まで行く。その強い気持ちと、勝てるという、確信があった。

2月2日。思い出の詰まった東北へと向かった。

マスターズチャレンジリターンズ2018・シンシナティ運営用記事

こんにちは。

マスターズチャレンジリターンズ2018、第7戦のシンシナティの予想投票がオープンしています。

OOPが出て、締め切り時間は日本時間8/13(月)午前3:00です。実質的に今日中に予想を済ませるということになります。


予選勝者は締め切り後にドローに配置されるので、早め早めに予想を済ませましょう。

 

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マスターズチャレンジリターンズ2018・カナダ運営用記事

こんにちは。

マスターズチャレンジリターンズ2018、第6戦のカナダの予想投票がオープンしています。

OOPが出れば確定しますが、大会公式の予定から推測される締め切り時間は日本時間8/7(火)午前0:00です。月曜の間に予想を済ませるということになります。

今回はフェデラー不在、ジョコビッチ復活、連戦組が多いがズベレフは昨年ワシントンから連勝経験ありと非常に読みづらいです。また1Rに注目カードが多く、ここからロングランが始まると大きな差がつく可能性もあります。

シンシナティではフェデラーも復帰することもあり、この2週間で大きく成績変動がありそうです。中盤戦ですが、上位勢は踏ん張りどころ、追う勢力は一発逆転に期待です。

 

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今回から分析は適当にやります。時間がない…

マスターズチャレンジリターンズ2018・ローマ運営用記事

こんばんは。

マスターズチャレンジリターンズ2018、第5戦のローマの予想投票がオープンしています。

更新が遅くなってしまい申し訳ありません。あと2時間、19時で締め切りとなります。

予選勝者は本戦開始後に確定します。待っても意味はありません。

今回はナダルマドリードで敗退し、ティームと同じクォーターに入ったのでここが大きなポイントになると思います。どちらにするか、はたまた大穴に張るか。優勝の行方はここが左右します。

 

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タスク溜まってますが順番に仕上げていきます。

【week preview】2018week19(マドリード)ドロー解説

こんばんは。
今週はマドリードマスターズが開催されます。
ツアーもなんと今年4つ目のマスターズ。まばたきしているうちに終わってしまいそうな、そんな感覚です。
大会全体としてはやはりナダルを誰が止めるのか、という展開になっていきそうです。
ナイトセッションが固定されているので、観戦者にとってはしんどい時期が始まります。みなさん寝不足にはご注意を。

 

マドリード(マスターズ1000、クレー)

ナダル

[1]ナダル
bye
モンフィス
予選勝者
(WC)アンドゥハル
ロペス
マナリノ
[13]シュワルツマン

[9]カレノ=ブスタ
チョリッチ
予選勝者
シュトルフ
予選勝者
M・ズベレフ
bye
[5]ティーム

 

連覇を狙う[1]ナダルはタフなマッチアップが続きます。初戦候補のモンフィスはランキングが落ちているとはいえ、依然として一発があります。アーリーラウンドでは当たりたくない相手です。
3回戦はかつてマドリードで4強、今回も好調の状態で入ってきている(WC)アンドゥハルに注目。スランプに陥っている[13]シュワルツマンはきっかけをつかむ大会にしたいところです。

5~8シードのグループで今回もQFナダルを引いてしまった[5]ティーム。ここからマドリード準優勝、ローマ4強、全仏4強の計1680pの失効が待っています。その後はボーナスステージとはいえ、得意のクレーで稼がないと今年は最終戦も怪しくなってきます。(レース10位ですが、500以下の加点が多く今後伸び悩みが予想される)

[9]カレノ=ブスタはそつなくこなしてきますし、ここには今期好調のチョリッチもいます。この二人の初戦は面白いカードです。ティームは3Rで勝って、クレー3連戦まず最初の壁を8強キープで乗り越えたいところ。

また、ナダルとティームのマッチアップですが、さすがに疲労でバルセロナでパフォーマンスがやや落ちたのと、ティームはかつて無名の頃ワウリンカに勝ったことがある大会。モンテカルロとは少し違った結果になることを期待したいです。

 

②デルポトロ山

[4]デルポトロ
bye
ベネトー
ジュムール
ハチャノフ
予選勝者
ガスケ
[14]ベルディヒ

[11]バウティスタ=アグー
ドナルドソン
コールシュライバー
杉田祐一
予選勝者
(WC)カルバエス=バエナ
bye
[6]アンダーソン

 

クレー初戦となった[4]デルポトロに期待が集まります。トップ10に復帰し、今のテニスでどこまでクレーコートで通用するか。トップ10で迎えるクレーシーズンはなんと5年ぶりです。

このクォーターはあまりクレーコーターがいないのが特徴。不調の[14]ベルディヒと好調のガスケがさっそく今日1回戦で激突します。対戦成績はほぼ互角で、最近はランキングで上だったベルディヒが勝ち越していますが、今回はまた違ったものになってくるでしょう。

先週チチパスに敗れ初戦敗退となった[6]アンダーソンは切り替えて上位進出を狙いたいです。苦手のクレーコートで踏ん張れないと最終戦は遠くなっていきます。初戦候補のカルバエス=バエナは今期初優勝を達成したこてこてのクレーコーター。試される試合になりそうです。
杉田はまた厳しいドローです。今週ミュンヘンで決勝進出中のコールシュライバー。コールシュライバーは雨で大会が遅れたミュンヘンからマドリードに入ってマレーと激闘を繰り広げたこともあり、疲労はあまり関係ないか。しっかり揺さぶるテニスを心掛けたい。

 

③ディミトロフ山

[8]ゴファン
bye
ハース
チョン
メドベデフ
エドムンド
錦織圭
[10]ジョコビッチ

[15]プイユ
ペール
シャポバロフ
サングレン
予選勝者
ラオニッチ
bye
[3]ディミトロフ

 

世界が注目する1回戦が組まれてしまいました。2年前の準決勝カード、さらに2年前の別MSでの決勝カードでもありWTF準決勝カードでもある[10]ジョコビッチと錦織のマッチアップです。

ただ今回に関しては、キャリア史上初めて錦織が有利だと思います。私は6-4で錦織勝ちと見ています。
正直現状のジョコビッチは中位シードクラスの選手です。それに対して、錦織は5年連続マドリード8強以上、さらにモンテカルロで素晴らしいテニスを披露した状態。やりたいテニスを実現すれば勝てると思います。
それでもジョコビッチは…と話を並べたらきりがありません。そうなるとおそらく100位くらいになっても同じことを並べてしまいます。
今勝たなくて、いつ勝つのか。そういう気持ちで臨むべきです。
ではどうやって勝つのか?というのは別記事で。

仮にジョコビッチに勝った場合、2回戦はハードヒッターのメドベデフとエドムンドの勝者。エドムンドが復調気味なのでエドムンドとの初対戦になるでしょうか。
ただBIG4と対戦し勝利した後の次戦。これまでであればガス欠や、別のBIG4との対戦があって敗れることが常でした(事実、錦織は未だBIG4に勝った後同一大会で次のラウンドで別の選手に勝ったことはない
今回は条件が違います。今の条件で勝ってもあまり意味は出ないのかもしれませんが、それでも悪い呪縛から解放されるに越したことはないです。

3回戦はタフマッチです。[8]ゴファンかチョンが上がってくるでしょう。
チョンはサービスゲームの崩壊が心配か。ゴファンはいいテニスをしていますが、似たタイプの錦織とのマッチアップでどうなるか。
ちなみに、ジョコビッチーチョンの対戦は全豪のリマッチとなり、非常に面白いカードになります。

反対ブロックは元Young Gunsの二人、[4]ディミトロフとラオニッチに注目です。
このクォーターにはゴファン、錦織、[15]プイユもいて、Young Guns祭りになっています。
ディミトロフとラオニッチは状態のいい方が勝っています。今回はラオニッチが故障から回復していれば十分チャンスがあります。一方ディミトロフはかつてこの大会でジョコビッチを破っています。いい試合を期待したいです。

 

④ズベレフ山

[7]イズナー
bye
(WC)ガルシア=ロペス
ハリソン
gojowczyk
ラモス=ビノラス
クエバス
[12]ソック

[16]フォニーニ
L・マイヤー
ベルダスコ
ロレンツィ
予選勝者
(WC)チチパス
bye
[2]A・ズベレフ

 

このクォーターは[2]ズベレフの独壇場か。対抗シードに勢いがありません。
そんなズベレフの序盤の山は初戦。今クレーシーズンで一躍時の人になっているチチパスがWC参戦です。
チチパスはバルセロナ準優勝、さらにエストリルでも4強と勢いが止まりません。逆に昨日エストリルの準決勝で敗れたことで、マドリードには少し余裕を持って入れます。ズベレフにとっては相当脅威です。

マイアミで優勝、レースランキングで上位に入ってきた[7]イズナーは苦手のクレーシーズン、踏ん張りどころです。ドローはそこまで悪くないですが、シードを活かして勝ち上がれるか。

ベテランのクレーコーター、ベルダスコ、クエバス、ガルシア=ロペスの旋風にも注目したいです。

 

総評

ナダルが地力で、ズベレフが相手に恵まれ4強まで固いか。ティーム、チチパスの番狂わせに期待です。第2、第3クォーターは混戦模様で、大きな話題になりそうです。
今回決勝でナダルと対戦するのは誰か。もともとナダルはローマよりもマドリードの方が成績が悪いこともあり、そろそろクレーキングに風穴をあける選手が出てきてほしい。そうでないと今年こそナダルが5大会連続優勝で終わってしまいかねない…

 

最後にダブルスですが、今週はマクラクラン/シュトルフが組んで出場しています。
シュトルフはシングルスの方でMSのDAが微妙なライン。今回はDAできたのでダブルスもエントリーしていますが、初のファイナル進出に向けてはシングルスの出来も大きく影響してきます。

そしてタフドローとなりました。初戦はIW優勝のイズナー/ソック。
ただクレーコートなのでややサーブの勢いが収まるか。イズナーのビッグサーブ相手にどう対応していくか。注目です。
また、マクラクランは今日ツアー2勝目をかけてイスタンブールで決勝です。こちらも楽しみにしたいです。

 

ダニエル決勝で盛り上がっていますが、6週間でMS2大会、GS1大会。本当の戦いはここからです。