ATPランキング試算(2015マドリードマスターズ後)④QF終了時
おはようございます。
興奮が冷めやらぬ、といった感じです。すごかったです。
試合の方は冷静な判断力を失ってしまったのでもう一度見てから記事を書きます。先にランキング試算から行きたいと思います。
ベスト4にはベルディヒ、ナダル、マレー、錦織が勝ち残りました。
トップハーフの二人はQFマッチアップの地点の予想通りでしたが、ボトムハーフのマレー、そして勝者は別として錦織がストレート完勝というのは読めませんでした。
ラオニッチが全仏第4シード争いから脱落しました。マレー戦でも精彩を欠くプレーでしたが足の治療に専念するようです。ローマを欠場し、0pペナルティーを受けます。ラオニッチは若手選手なのでマスターズ免除要項を1つも満たしていません。
ラオニッチは来週360pの失効があり、すでに初戦敗退だとしてもベルディヒ、錦織の方が上に行くため最高でも第5シードです。
残る争いは3人になりました。フェレールも可能性は残っていますがローマ優勝+対象全員が早期敗退なので実質不可能だと思います。
マレーは全仏第3シードをほぼ手中にしました。ないと思いますがジョコビッチ、フェデラーの欠場があれば第2シードです。
さて残る勝ち上がりは8通りになりました。すべての可能性を議論し、試算は一旦終わりにします。
ナダル優勝、錦織準優勝→ナダル錦織ラオニッチベルディヒの順です。
ナダル優勝、マレー準優勝→ナダルラオニッチベルディヒ錦織の順です。
ベルディヒ優勝、錦織準優勝→ベルディヒ錦織ラオニッチナダルの順です。
ベルディヒ優勝、マレー準優勝→ベルディヒラオニッチ錦織ナダルの順です。
錦織優勝、ナダル準優勝→錦織ラオニッチベルディヒナダルの順です。
錦織優勝、ベルディヒ準優勝→錦織ベルディヒラオニッチナダルの順です。
マレー優勝、ナダル準優勝→ラオニッチベルディヒ錦織ナダルの順です。
マレー優勝、ベルディヒ準優勝→ベルディヒラオニッチ錦織ナダルの順です。
確定していることは
・ラオニッチ4位の条件は1通りしかなく厳しい(マレー敗退の地点でだめ、ベルディヒが決勝に来てもだめ)
・ベルディヒ、錦織は次勝つとラオニッチを越し、翌週以降のラオニッチに対する順位キープも確定
・ナダルは優勝できないと7位確定、10年ぶりの最悪水準
です。最後は重たいですね。
優勝自力4位。これは覚えておきましょう。また1000pさえ手中に収めればベルディヒ、錦織は全仏第4シードをかなり確実にします。
あと3試合。大きな変動が起きそうな予感です。
ちなみに錦織の暫定レースランキングはフェレールを抜き4位に。ただしナダル優勝時に抜かれます。
レースポイントでも昨年の同時期の数字を超えました。ここからは去年より差をつけるボーナスステージ。いかに今日の勝利が大きかったかということです。
ちょっと仮眠取ります。眠すぎ。それでは。